福島駅を発車後、しばらくはポイントの通過などで左右に揺れますが、その後は新幹線車両も走る高規格路線ということもあり、揺れが少なく快適な移動時間を過ごすことができました。
山形線は福島県と山形県の内陸部を走り、かつて鉄道の難所とされた板谷峠も越えます。車窓には雪化粧した山々が映えます。
山形線の福島~米沢間では、普通列車でも通過する駅があります。それがこちらの赤岩駅です。
赤岩駅の周辺にはほとんど何もないうえに冬季は近くを通る林道が通行できなくなるため鉄道以外の外界との連絡手段がありません。また山奥に位置するため、冬にこの駅で誤って降りてしまうと凍死する危険すらあるということで、2012年以降当駅は冬季に限り全列車通過となりました。
赤岩・板谷・峠・大沢の4駅は、かつて板谷峠を越える機関車牽引列車のためのスイッチバック設備がありました。このうち赤岩を除く3駅はスイッチバックのためのポイントを豪雪から守るためスノーシェルターが設けられていました。山形新幹線開業に伴いスイッチバック設備が使われなくなった現在は、駅ホームを雪から守る屋根として機能しています。3駅ともホーム全体をスノーシェルターが覆うため、ホームは薄暗く独特の雰囲気を漂わせます。
写真は峠駅にて撮影。駅ホームで立ち売りをしているのは当駅名物「峠の力餅」です。私のすぐ前に座っていたグループも鉄道旅行中だったらしく「峠の力餅」の存在を知っていたようで、峠駅到着後ホームに降り力餅を購入されていました。私もぜひとも購入したかったのですが、お金の持ち合わせの都合上今回は断念しました。
途中、運よくE3系とすれ違いました。現在、山形新幹線用E3系の塗装変更が進められていますが、ここですれ違ったのは現行塗装の編成でした。
福島駅から50分弱で米沢駅に到着です。次の列車まで1時間半ほどありますので、改札を出て駅周辺を散策してみます。
次回に続きます。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
山形線は福島県と山形県の内陸部を走り、かつて鉄道の難所とされた板谷峠も越えます。車窓には雪化粧した山々が映えます。
山形線の福島~米沢間では、普通列車でも通過する駅があります。それがこちらの赤岩駅です。
赤岩駅の周辺にはほとんど何もないうえに冬季は近くを通る林道が通行できなくなるため鉄道以外の外界との連絡手段がありません。また山奥に位置するため、冬にこの駅で誤って降りてしまうと凍死する危険すらあるということで、2012年以降当駅は冬季に限り全列車通過となりました。
赤岩・板谷・峠・大沢の4駅は、かつて板谷峠を越える機関車牽引列車のためのスイッチバック設備がありました。このうち赤岩を除く3駅はスイッチバックのためのポイントを豪雪から守るためスノーシェルターが設けられていました。山形新幹線開業に伴いスイッチバック設備が使われなくなった現在は、駅ホームを雪から守る屋根として機能しています。3駅ともホーム全体をスノーシェルターが覆うため、ホームは薄暗く独特の雰囲気を漂わせます。
写真は峠駅にて撮影。駅ホームで立ち売りをしているのは当駅名物「峠の力餅」です。私のすぐ前に座っていたグループも鉄道旅行中だったらしく「峠の力餅」の存在を知っていたようで、峠駅到着後ホームに降り力餅を購入されていました。私もぜひとも購入したかったのですが、お金の持ち合わせの都合上今回は断念しました。
途中、運よくE3系とすれ違いました。現在、山形新幹線用E3系の塗装変更が進められていますが、ここですれ違ったのは現行塗装の編成でした。
福島駅から50分弱で米沢駅に到着です。次の列車まで1時間半ほどありますので、改札を出て駅周辺を散策してみます。
次回に続きます。
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