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2月, 2014の投稿を表示しています

惜別・交通科学博物館~その4~

この記事は過去に初代ブログで投稿したものです。 初代ブログから本文をそのまま移行したため、一部表現に不自然な点があるかもしれませんが、そのまま掲載します。 残りの写真を紹介してしまいます! プラットフォーム・プラザの一番本館よりに展示されている「D51 2」蒸気機関車とナシ20形食堂車(?)。 「とうやき」……?いいえ、昔の文字のため右から読んで「きやうと」、すなわち「京都」です。このプラットフォームプラザは2代目京都駅の1番ホーム上屋の部材を再利用して建設されたそうです。 館内に戻り、残りの展示を見ます。 こちらはJR西日本発足直後の記念品などを集めたコーナー。「JNR編集時刻表」や、JR発足記念オレンジカードなど、貴重な記念品の数々が展示されていました。 こちらは「マルス102 列車座席予約操作盤」というもので、「みどりの窓口」でオペレーターが操作する端末の初期モデルです。1965年ごろに使われていた、と書かれていますが、この頃からすでにコンピュータによる座席予約管理がされていたんですね。 そして、入口前にて記念スタンプを押し、交通科学博物館を後にしました。 写真は帰宅後に撮影。 いかがでしたでしょうか?交通科学博物館は4月で閉館してしまいますが、2年後には京都に新しく鉄道博物館がオープンします。消えゆくものあれば、生まれくるものもある。今回見た展示品が一つでも多く新天地で保存されることを願いたいところです。思い出をありがとう、交通科学博物館! 最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

惜別・交通科学博物館~その3~

この記事は過去に初代ブログで投稿したものです。 初代ブログから本文をそのまま移行したため、一部表現に不自然な点があるかもしれませんが、そのまま掲載します。 写真ばかりですがまだまだ続きますw 交通科学博物館の名物の一つである、鉄道模型の大パノラマ!レールの総延長は400mにもおよび、また1日数回学芸員によって中の電車が運転され、美しいライティングとBGMによって来場者の目をくぎ付けにするそうです。残念ながら運転の現場に立ち会うことはできませんでしたが、このジオラマをもう少し詳しく見てみることにしました。 まずは観客席から見て最も手前側にある「虹の駅」。N700系とE5系が同一ホーム上で乗り換えできたり、0系・100系が未だ現役であったり、在来線ホームと新幹線ホームが同一平面上にあったりなど、夢のような光景ですwまた、駅前の車の流れやビルなども忠実に再現されています。 こちらは観客席から最も遠い側にある「星の駅」。103系がホームに停車中。その奥の留置線には客車列車が2編成停車しています。 こちらは車両基地。手前から285系・683系・381系・221系・223系2500番台・321系、奥に223系1000番台が留置されていました。 再び屋外へ移動します。 昔の駅のプラットフォームを再現した「プラットフォーム・プラザ」。屋根端には「With a thankful HEART.」のロゴが貼られています。   キハ81系の車内。館内ツアーなどでのみ、この中に立ち入ることができます。 キハ81系の後ろに連結されていた80系電車。グリーンとオレンジの塗り分けが特徴的な「湘南電車」の初代といわれています。 その車内はこちら。両端ドア・ボックスシートという、オーソドックスな急行列車の特徴を持っています。車内は木造で、現在の車両にはない温もりが感じられます。 スシ28形食堂車の車内。こちらも車内は木造なので、ちょっとおしゃれなレストランの雰囲気が漂います。ちなみにその奥に見えるのはナシ20形食堂車で、現在も車内で駅弁の販売が行われており、車内で旅行気分で弁当を食べることができます。 マロネフ59形寝台車。 「プラットフォーム・プラザ」の向かい側には、7100形蒸気機関車「義経号」が展示されています。

惜別・交通科学博物館~その2~

この記事は過去に初代ブログで投稿したものです。 初代ブログから本文をそのまま移行したため、一部表現に不自然な点があるかもしれませんが、そのまま掲載します。 引き続き館内で撮影した画像をどんどん紹介していきます! 昔の普通列車の車内を再現した展示。座席の横に置かれている大きな革製のカバンは、いかにも「鉄道旅行!」といった感じですね。 交通科学博物館でかつて展示されていた鉄道模型も再び姿を現しました。こちらは家畜を輸送する貨車の模型。中にはウシも乗車していますw 郵便車オユ11 1の模型。 交通科学博物館は電車以外にも、飛行機や自動車などの乗り物の歴史も展示されています。 こちらには小型プロペラ機が吊り下げられていました。至近距離を飛行しているようで、なかなか迫力があります。 スバル360。「てんとう虫」の愛称で親しまれていました。実物を見るととてもコンパクトですが、その小ささながら4人乗りの、れっきとした軽自動車です。 こちらもやはり模型が多数展示されていました。三輪自動車や独特のフォルムのセダンなど、どれも時代を感じさせるものばかりです。 こちらには国鉄バスが展示されています。 去年訪れた際に撮影を忘れていたEF52形電気機関車。 EF52形電気機関車の奥には屋外へつながる扉があり、ここを出て通路を歩くことで第2展示場へ行くことができます。こちらも去年は撮影を忘れていました。 DD13とDF50。どちらもディーゼル機関車です。屋外展示ですが外観は大変きれいです。 DD54形ディーゼル機関車も展示されています。この機関車、当時としては画期的な技術が数多く投入された形式ですが、あまりにも画期的過ぎて故障が頻発、さらにそれを直すための技術も不足していたために修理に手間がかかり、結果的に早期に廃車されてしまった、という逸話が残っています(Wikipediaより情報引用)。 再び館内に戻り、そのほかの展示を見ます。 こちらでは閉館直前の特別展として、「52年の軌跡展」が行われていました。 中では、交通科学博物館が誕生する前の準備の様子、誕生した瞬間、その後の数多くの催しが行われたことなどが紹介されていました。 昔はこのような「音速滑走体」「超音速滑走体」など、夢のあるプロジェクトも

惜別・交通科学博物館~その1~

この記事は過去に初代ブログで投稿したものです。 初代ブログから本文をそのまま移行したため、一部表現に不自然な点があるかもしれませんが、そのまま掲載します。 「交通科学博物館」は、JR大阪環状線弁天町駅下車すぐのところにある、電車をはじめとする乗り物の歴史と進化を紹介する展示施設です。僕が初めてここを訪れたのは幼稚園の時でした。ドアの開閉体験など、多くの展示物に興味津々でのめりこんでいたのを思い出します。おそらくここを訪れた多くの子供が、その後鉄道や乗り物が大好きになったことでしょう。それほどに当施設の展示物は魅力あふれるものがたくさんあります。また、最寄駅の特徴的な駅名から「弁天町駅 = 電車の博物館のある場所」といったイメージが定着しました。小学生の頃は大阪府内の駅はほとんど知りませんでしたが、「弁天町駅」だけは知っていました。 さて、そんな交通科学博物館ですが、残念ながら今年の4月6日をもって閉館することになりました。施設の老朽化などが主な要因となっています。なお、交通科学博物館のような乗り物の展示施設は、2年後の2016年に現在の梅小路蒸気機関車館(京都)のある場所に新しく「京都鉄道博物館」が建設され、交通科学博物館の展示車両の一部もこちらに移転されるとのことです。展示品がこれからも新天地で保存されるとはいえ、やはり自分が鉄道を好きになるきっかけとなった施設が閉館してしまうのは寂しいものです。そこで今回、この「交通科学博物館」に感謝の意を表すため、再び当施設を訪れることにしました。ここを訪れるのは去年の3月以来、3度目になります。当ブログでは4回にわたって、交通科学博物館で撮影した写真をたっぷり紹介していきたいと思います。 入口には「With a thankful HEART.」と書かれた看板が立てられています。館内いたるところにこの看板がかけられていました。 早速館内へ。交通科学博物館の入場料はICOCAで支払うことも可能で、その際は券売機には並ばず直接入場ゲートへ行き、受付の人にカードを渡して「ピピッ」としてもらいます。訪れた2月13日時点で、閉館まで52日となっていました。 まずはなんといってもこちらの「0系新幹線」。鉄道記念物に指定されています。少しでも印象深く写真に残そうと、あえて暗めに設定して撮影してみました。