スキップしてメイン コンテンツに移動

エクストリーム東京旅行~10. 姫路に到着~

米原駅を過ぎ、列車は琵琶湖線へ。草津駅からは複々線になりますが、サンライズ瀬戸・出雲号は内側線を走行します。日中時間帯の草津~京都間は、内側線は普通・快速・新快速、外側線は特急・貨物列車が走行しますが、サンライズ瀬戸・出雲号は特急列車であるにもかかわらず内側線を走行します。最初は「新快速とかと同じノリで内側線を走っているのか」みたいな感じで考えていましたが、驚かされたのは京都を出てから。なんと京都~大阪間、それどころか大阪から複々線区間の西端の西明石駅まで、ずっと内側線を走行していたのです。京都以西は内側線は普通・快速電車用の線路とされており、最高速度も120km/hまで(外側線は130km/h対応)であるにもかかわらず、わざわざ内側線を走行したのはなぜでしょう?謎に感じながら車窓風景に入り浸っていました。

サンライズ瀬戸・出雲号はほかの特急列車が停車するような駅も通過していきます。特に京都駅をゆっくり通過していく様子と、新大阪駅を高速で通過する様子を車窓で見られたことは大変印象的かつ貴重な体験でした。

4時ごろ、大阪駅に到着。


この時間帯でなければ見ることのできない、誰もいない大阪駅です!寝台列車ならではの珍しい風景を見ることができました。


大阪駅では運転士交代?のため短時間停車します。その間に窓から1・2番のりばも見てみます。電光掲示板も完全に消灯されており、ホームの明かりだけが普段と変わらない景色を見せていました。

そのあとはさらに西進します。途中、兵庫~新長田駅付近で方向別複々線から列車別複々線に変わりますが、この間もサンライズは内側線(電車線)を走行していますので、新長田駅を通過する様子を車内から見ることができました。


そして、5時26分。定刻通り姫路駅に到着。寝台列車に乗り込む際にはたくさんの荷物を持ち込んでいますし、サンライズ瀬戸・出雲号の速度も速いので、早めに降りる支度を開始しました。また、姫路駅到着前に車内放送は流れませんので、うっかり寝過ごしたりしないように注意が必要です。


僕を含めて数人の乗客を降ろし、すぐに発車していきました。


隣のホームにはサンライズの2分後に発車する岡山行きが停車していましたが、今や珍しい湘南色(D-27編成)でした。珍しい、といいつつ遭遇率が高いのは気のせい?

そのあとは新幹線ホームに上がります。旅行自体はまもなく終了ですが、せっかく早朝に姫路駅に来たということで、姫路駅を朝に発着する珍しい?新幹線を撮影することにしました。乗車券の有効区間はまだ残っていますが、途中下車が可能ですので、ここで改札を通って出場。姫路駅の入場券を購入して新幹線ホームへ上がります。


この時に撮影した新幹線の動画はこちら。


一通り撮影を終えたら再び出場します。

この後ですが、当初の予定では先ほどの乗車券で再入場して網干駅まで乗車し、そこからタクシーなどを利用して帰るつもりでしたが、「そういえばバスもあったよな」ということを思い出し、「バスのほうが安く抑えられる」ということで、姫路駅からバスで実家近くまで行き、そこから徒歩で実家へ向かいました。





以上でエクストリーム東京旅行のレポートは以上になります。

それではここで前回の青春18きっぷ使用旅行の時と同様、「青春18きっぷを利用してどれだけ料金が浮いたか計算タイム」としましょう!なお、運賃計算の条件としては、


  1. 乗り換え以外の目的で電車を降りた場合は、改札を出ていなくても出たものとして計算する

  2. 私鉄・地下鉄・特急など、青春18きっぷを使用できない区間の分の運賃は計算の対象としない

とします。

まず、JR長瀬駅から舞浜駅までが9,290円(この時点ですでに青春18きっぷの販売額の約78%に達している)、舞浜駅から錦糸町駅までが310円、浅草橋駅から秋葉原駅までと秋葉原から東京駅までがそれぞれ140円で計280円、合計9,880円でした。普通に運賃を払えばこれだけかかりますから、それを実質2,370円で移動できるのは大変リーズナブルです。

さて、運賃計算を終えたところで今までの旅行レポートなら反省会を開くところですが、今回の旅行はこれまでの旅行での不満点を一つ一つつぶすように計画を立て行動したので、自分で言うのもなんですがこれといった反省点はありません。しいて言うとしたら、道中列車酔いを催してしまったのは、前日の夜にしっかり休養を取らなかったためだと思うので、次回以降は可能であれば前日早めに寝ることを心がけたいですね。とはいえ、早く寝たにもかかわらず当日の朝に寝坊してしまったら話にならないし、特に今回のような5時台前半に家を出発するようなスケジュールで、(朝食をとる時間も考慮して)4時台に起きるのはかなり難しいので、そのあたりの兼ね合いはスケジューリングと日ごろの体調管理次第、と言ったところですね。

去年の東京旅行と今回のエクストリーム東京旅行で、東京都内でチェックしておきたかったスポットは一通り散策できましたので、今後特別な用事がない限り東京に行くことはないと思いますが、今回の旅行は今までのHEstudentの旅行史に残るものになったと感じています。何らかの機会で誰かと東京へ行くことがあった時、今回のエクストリーム東京旅行を話のネタにすることもできるでしょう(笑)。

さて、冬休み中の旅行の残りですが、本日Twitterで仲良くさせていただいているユーザーさんとのオフ会を実施し、この時に予定通り青春18きっぷを1回分使いました。詳細な行程は省略しますが、往復でかかる運賃(通常価格)は5,030円でしたから、こちらも割安で移動することができました。また、元日に大阪方面へ初売りを見に行くためにも青春18きっぷを1回分使用しました(どちらかというと、1月1日の入鋏印がほしかったという気持ちのほうが大きい?)。

残り2回分ですが、今のところは予定通り、1回分を北近畿方面への旅行に、最後の1回分を都合により1日だけ実家から大学へ通う際の運賃の支払いに、それぞれ使用する予定です。北近畿方面の旅行については、予定通り実施しましたら今回のようにレビューを書きます。


最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。





この旅行の写真はflickrにもアップロードしています。こちらからどうぞ。

このブログの人気の投稿

【初心者VRDJ向け】とりあえず何すればいい?DJ練習できる場所ってあるの?【VRChat】

ここ最近、VRDJが急激に増加したなぁ、と実感しています。 かくいう私もDJキャリア自体は2020年7月にスタートしたものの、VRDJとしてのデビューは今年1月なので、「急激に増加した」うちの一人にカウントされると思います。 さて、あなたはVRChatでいくつかのDJイベントに参加し、そのプレイに魅了され、「自分もDJをやってみたい…!」と思ったとします。まずは機材の購入!ということで、勢いでDDJ-400あたりを購入することでしょう(※)。 「…で、機材買ったはいいけど、結局何をすればVRDJデビューできるんだ?」 そういえばVRDJのキャリアの始め方について解説した記事ってそんなにないよなぁ(あっても情報が古いよなぁ)、と思ったので、これまで私がVRDJをやってきた中で経験した・見聞きした情報をもとに、2022年8月現在の情報で「とりあえず何すればいい?」というところがざっくりわかる記事を書きたいと思います。 なお、私は前述の通りVRDJデビュー以前に1年半近くのDJキャリアがあったことや、「我流」でやった部分が少なくなかったこともあり、これから紹介するVRDJキャリアの歩み方をほとんどたどっていません(おい)。そのため、下記で紹介している内容は実際の初心者VRDJの多くが実際に通ってきたキャリアとは異なる箇所があるかもしれません。あくまで一つの例としてとらえていただき、フレンドの方と協力し合いながら楽しくVRDJライフを送っていただければと思います。 ※個人的にはこれから長くDJキャリアをやっていきたいとお考えなら、少し値は張りますがDDJ-800を購入することをおすすめしています。DDJ-400と比較してDDJ-800の優れているポイントを解説した動画を以前投稿しましたので、ご興味ございましたらぜひご覧ください。 手順0:VRDJのフレンドを増やす …いや手順1じゃないんかい!と思ったかもしれませんが、リアルDJにしてもVRDJにしても、まずは交友関係を広く持つことが重要だと思います。 いつもとアバターが違いますが左から2番目のちっこいのが私です VRDJキャリアを始めたばかりのあなたは、言ってみれば「VRDJ」という学校に転校してきた転入生です。芸能人が転校してきた!とかであれば交友関係を持たなくても人は集まるかも知れませんが、そのような極端な例でない限り

【特集】HeXaHedronの音響システムについて

 「HeXaHedron」は、私 廻音あじおがVRChat上で運営しているクラブワールドです。2022年10月のオープン以来、「Immersive Sound Experience」をメインコンセプトに、リアルクラブのような重低音・音圧を体験できる空間づくりを一貫して重視してきました。 2024年からはこれまで複数主宰してきたクラブイベントを「Sound Freeak」に統合するとともにVRCで主宰するすべてのイベントを「HeXaHedron」や「HeXaHedron」の音響ノウハウを活用したワールドで開催しているほか、先日5月8日には音響のこだわりを受け継ぎつつライティングを一新するなどビジュアル面を強化した「Ver.3.0」をリリースするなど、「Immersive Sound Experience」を軸とした「HeXaHedron」ブランドのさらなる向上に努めています。 ありがたいことに多くのDJ・来場者にご評価いただいており、レンタルでのご利用も増加している「HeXaHedron」の特長・魅力についてより広く知っていただくため、ここに「HeXaHedron」の音響システムについて解説します。 なお、以下で解説する内容の一部は2023年11月に配信された「たまごまご」さんのライブ「VRDJに聴く!」でもお話しています。この配信では私の主宰イベント「Channel CUEration(現 Sound Freeak)」や私のDJ・VRDJの経歴等もトークしていますので、ぜひアーカイブを併せてご覧ください! 解説の前に:VRクラブで音響にこだわる意味 最近でこそ音響にこだわったVRクラブワールドはかなり増えましたが、「HeXaHedron」をリリースした2022年ごろはそういったワールドは希少で、そのワールドで開催されるすべてのイベントで配信リレーの仕組みを使ったリアルタイム音響調整の運用を行っていたのは私の知る限りHeXaHedronが唯一でした。 VRクラブでこれまで音響が重視されてこなかった背景として、Unity・VRC SDK等の技術的制約はもとより、プレイヤーによる聴取環境の違いが関係していたのではないかと推察しています。 リアルクラブにおいては一つの空間に人が集まるので、当然ながらクラブにいるすべての人が同じ条件で音を聴くことになります。一方、VRクラブや

【開封レビュー】ドスパラノートPC「Altair VH-AD」

今回はドスパラの激安ノートPC「Altair VH-AD」(以下、Altair)を購入しましたので、ファーストインプレッションをお送りします。 私は現在、大学の学科指定の実習用PCとしてMacBook Airを使用していますが、2013年に購入してもらってから3年弱使用し続け、徐々にバッテリーの劣化によるバッテリー持続時間の減少が気になってきていました。また、私は 大学院への進学 を目指しており、4年生に上がる前のこの機会に心機一転ノートPCを一新して気合を入れようと考えました。 当初はマウスコンピューターの法人向けブランド「MousePro」の13.3型ノートPCを購入する予定でした(本来は法人ユーザーしか購入できませんが、私の通っている大学では大学生協を通じて注文することで、各社の法人向けPCを購入することができるそうです)。しかし、機種の最終選定を行っていた1月8日、突然ドスパラから税込3万円未満の激安ノートPCが発売されました。とはいえ、私はドスパラのノートPC・タブレットで何度も買い物を失敗しており、今回も「どうせ安かろう、悪かろうだろう」と思い、すぐの購入は躊躇しました。しかし、デザインやインタフェースなど、魅力的な点もないわけではなく、さらに私が検討していたMouseProのノートPCのCPUの性能がドスパラの激安ノートPCよりわずかしか上回っていないことがweb上に掲載されているベンチマークの結果から判明し、「使用用途的にもそこまで性能は必要ないし、性能がほぼ同じならより安いほうがいいだろう。もしまた購入に失敗しても3万円未満であればあきらめがつくし」ということで、購入を決意しました。今回は購入にあたって売却したものはありませんが、下取りサービス(PC(壊れていても欠品があってもOK)を無料で引き取り、購入価格から1,000円値引いてくれるサービス)を利用し、いろいろあって売却不可能になったWindowsタブレット「DG-D08IWB」を出すことにしました。普通に買い取りに出そうとしても値がつかない商品を実質1,000円で買い取ってくれると考えれば、動かないものを手元に放置するよりかはマシでしょう。 それではさっそく開封していきましょう!なお、私は以前ノートPCとしてドスパラの「Critea DX4 with Bing」(以下、Critea