餘部駅で下車後は、まず駅構内と駅に隣接した「空の駅」を散策します。
駅ホームから餘部橋梁の方角を見る。旧橋梁時代は写真の左側(ホームより海側)を線路が通っていましたが、新橋梁への架け替えにともない、線路がホームより山側を通るようになりました。
簡単なものですが、待合室もあります。頑丈な作りで、雪や風をしのぐには十分です。なおトイレはなく、下の集落まで降りて近隣の施設のトイレを利用する必要があります。自動券売機などもありません。僕が訪れたときには、待合室内に手押しタイプの小型除雪車?が置いてありました。
続いて、空の駅を散策します。
空の駅は旧橋梁の保存部分を歩いて見学することができる展示施設です。駅ホーム端からスロープで降りるか、ホーム中ほどから旧線の線路上を歩いて保存部分へ向かいます。
保存部分は高い柵が設けられており、それよりかなり手前に手すりがあるので、「空の駅」からの日本海の撮影は難しいです。
施設全体はこんな感じ。旧線の線路を埋め込むように路面が固められており、安全に歩けるようになっています。ただし、日本海からの風が直接吹き付けますので、風にあおられないよう注意が必要です。
途中には足元がガラス張りになっている箇所もあり、ここから橋げたの様子や下の集落の様子を見ることができます。が、空が明るく反射がきついので見えにくいです。
突きあたりまで進むと、わずかではありますが旧線がそのままの形で残されているのが見えます。この部分は手前に手すりがありませんので、柵ギリギリまで寄って撮影することができます。
柵と手すりの間にはこれぐらいの隙間があります。この部分は網が貼られていますがガラス張りではないため、より下の様子が見えやすいです。写真では高さが伝わりにくいのが残念です。
次回は下の集落へ降りつつ、途中の撮影スポットなども散策します。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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