スキップしてメイン コンテンツに移動

鉄道乗り初め旅行2015~6. 陰陽縦断~

鳥取駅で因美線の列車に乗り換えますが、


なんかとんでもない編成を見てしまいましたね(´・_・`)

浜坂方からHOT7000系(運転台浜坂向き)・キハ47形(運転台浜坂向き)・キハ47形姫路色(運転台浜坂向き)・キハ47形(運転台米子向き)でした。

まもなく次に乗る列車が入線します。


HOT3500系でした。HOT3500系は智頭急行の列車ですが、智頭急行線と因美線は直通していますので、智頭~鳥取間は智頭急行の列車による運用もあります。

そして発車。しばらく先ほどまで乗ってきた山陰本線と並走した後、因美線は南に進路を取ります。HOT3500系は気動車ですが、主に智頭急行線内において特急列車から逃げ切るために加速度・最高速度ともに高く、僕が乗車した区間でも力強い加速と気動車とは思えない速度を体感することができました。

智頭駅からは、


キハ120形に乗り換え、さらに南下していきます。

この辺りは岡山県の内陸に入ってきますので、だんだん積雪量が多くなってきます。


車窓は完全に雪国。さらに雪も降り出し、一時吹雪と言えるほどの強い降雪も見られました。


美作河井駅付近は特に積雪量が多く、駅ホームも旅客が乗降できる最小限のスペースだけ雪かきが行われていたほかは、駅施設と駅舎外との区別がつかないほどの積雪でした。

美作河井駅を過ぎてくると次第に積雪量は減少し、


東津山駅到着までには車窓に雪はほとんど見られなくなりました。

東津山駅には17時32分に到着。これで因美線の全線乗り通しが完了しました。


ここからは姫新線の列車に乗り換えます(写真は佐用駅で撮影)。乗り換え時間は2分しかないうえ、列車本数が少ないので、急いで乗り換えます。

佐用駅からは、


キハ122系に乗車。ようやくなじみのある車両が走るところまで戻ってきました。

この旅行の終着、太市駅には19時36分に到着です。





というわけで、大波乱で幕を開けた鉄道乗り初め旅行2015の旅行レポートをお送りしてきました。僕自身、餘部橋梁はいつか訪れてみたいと思っていましたが、なかなか機会がなく行くことができませんでした。また、JR西日本の鉄道路線で乗り通ししにくい因美線や姫新線の岡山エリアもいつかは乗車してみたいと思っていましたので、今回これらを鉄道乗り初め旅行という機会で一度にかなえることができ、今年最初の本格的な鉄道旅行を飾るにふさわしい(?)ものになったのではないかと考えています。

ここで、いつもの運賃計算タイムとしましょう!まず行きの太市~餘部間(播但線経由)が2,590円、帰りの餘部~太市間(因美線経由)が3,670円となりますので、合計6,260円(青春18きっぷの販売額のおよそ半分)となりました。


さて、冬休みの旅行はこれにて終了となりますが、今シーズンの冬休みの旅行はどれも思い出深いものばかりだったと改めて感じます。記事執筆時点ですでにエクストリーム東京旅行から20日経っていますが、まるで昨日実施したかのような感覚で、旅行レポート記事では「もう東京に行くことはないだろう」とは言いましたが、再び関東地方まで在来線だけで行き、サンライズに乗って姫路へ戻る、という旅行は実施したくなってきている自分がここにいます(笑)。また、JR西日本管内でまだ乗ったことのない路線が(京阪神エリア内にも)たくさんあり、それらも何らかの機会で乗り通ししたいと考えています。

以前お話ししたように、現在北陸方面に興味があり、春休みに今回と同じような旅行をするとしたらまず北陸方面への旅行を実現させたいと考えています。とはいえ、現時点ではまだ旅行について具体的なことは何も計画していません。もし春休みにもどこか旅行に行くことになり、行先が決定しましたらまた記事などにてお知らせしたいと考えています。


最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。





この旅行の写真はflickrにもアップロードしています。こちらからどうぞ。

このブログの人気の投稿

【初心者VRDJ向け】とりあえず何すればいい?DJ練習できる場所ってあるの?【VRChat】

ここ最近、VRDJが急激に増加したなぁ、と実感しています。 かくいう私もDJキャリア自体は2020年7月にスタートしたものの、VRDJとしてのデビューは今年1月なので、「急激に増加した」うちの一人にカウントされると思います。 さて、あなたはVRChatでいくつかのDJイベントに参加し、そのプレイに魅了され、「自分もDJをやってみたい…!」と思ったとします。まずは機材の購入!ということで、勢いでDDJ-400あたりを購入することでしょう(※)。 「…で、機材買ったはいいけど、結局何をすればVRDJデビューできるんだ?」 そういえばVRDJのキャリアの始め方について解説した記事ってそんなにないよなぁ(あっても情報が古いよなぁ)、と思ったので、これまで私がVRDJをやってきた中で経験した・見聞きした情報をもとに、2022年8月現在の情報で「とりあえず何すればいい?」というところがざっくりわかる記事を書きたいと思います。 なお、私は前述の通りVRDJデビュー以前に1年半近くのDJキャリアがあったことや、「我流」でやった部分が少なくなかったこともあり、これから紹介するVRDJキャリアの歩み方をほとんどたどっていません(おい)。そのため、下記で紹介している内容は実際の初心者VRDJの多くが実際に通ってきたキャリアとは異なる箇所があるかもしれません。あくまで一つの例としてとらえていただき、フレンドの方と協力し合いながら楽しくVRDJライフを送っていただければと思います。 ※個人的にはこれから長くDJキャリアをやっていきたいとお考えなら、少し値は張りますがDDJ-800を購入することをおすすめしています。DDJ-400と比較してDDJ-800の優れているポイントを解説した動画を以前投稿しましたので、ご興味ございましたらぜひご覧ください。 手順0:VRDJのフレンドを増やす …いや手順1じゃないんかい!と思ったかもしれませんが、リアルDJにしてもVRDJにしても、まずは交友関係を広く持つことが重要だと思います。 いつもとアバターが違いますが左から2番目のちっこいのが私です VRDJキャリアを始めたばかりのあなたは、言ってみれば「VRDJ」という学校に転校してきた転入生です。芸能人が転校してきた!とかであれば交友関係を持たなくても人は集まるかも知れませんが、そのような極端な例でない限り

【特集】HeXaHedronの音響システムについて

 「HeXaHedron」は、私 廻音あじおがVRChat上で運営しているクラブワールドです。2022年10月のオープン以来、「Immersive Sound Experience」をメインコンセプトに、リアルクラブのような重低音・音圧を体験できる空間づくりを一貫して重視してきました。 2024年からはこれまで複数主宰してきたクラブイベントを「Sound Freeak」に統合するとともにVRCで主宰するすべてのイベントを「HeXaHedron」や「HeXaHedron」の音響ノウハウを活用したワールドで開催しているほか、先日5月8日には音響のこだわりを受け継ぎつつライティングを一新するなどビジュアル面を強化した「Ver.3.0」をリリースするなど、「Immersive Sound Experience」を軸とした「HeXaHedron」ブランドのさらなる向上に努めています。 ありがたいことに多くのDJ・来場者にご評価いただいており、レンタルでのご利用も増加している「HeXaHedron」の特長・魅力についてより広く知っていただくため、ここに「HeXaHedron」の音響システムについて解説します。 なお、以下で解説する内容の一部は2023年11月に配信された「たまごまご」さんのライブ「VRDJに聴く!」でもお話しています。この配信では私の主宰イベント「Channel CUEration(現 Sound Freeak)」や私のDJ・VRDJの経歴等もトークしていますので、ぜひアーカイブを併せてご覧ください! 解説の前に:VRクラブで音響にこだわる意味 最近でこそ音響にこだわったVRクラブワールドはかなり増えましたが、「HeXaHedron」をリリースした2022年ごろはそういったワールドは希少で、そのワールドで開催されるすべてのイベントで配信リレーの仕組みを使ったリアルタイム音響調整の運用を行っていたのは私の知る限りHeXaHedronが唯一でした。 VRクラブでこれまで音響が重視されてこなかった背景として、Unity・VRC SDK等の技術的制約はもとより、プレイヤーによる聴取環境の違いが関係していたのではないかと推察しています。 リアルクラブにおいては一つの空間に人が集まるので、当然ながらクラブにいるすべての人が同じ条件で音を聴くことになります。一方、VRクラブや

【開封レビュー】ドスパラノートPC「Altair VH-AD」

今回はドスパラの激安ノートPC「Altair VH-AD」(以下、Altair)を購入しましたので、ファーストインプレッションをお送りします。 私は現在、大学の学科指定の実習用PCとしてMacBook Airを使用していますが、2013年に購入してもらってから3年弱使用し続け、徐々にバッテリーの劣化によるバッテリー持続時間の減少が気になってきていました。また、私は 大学院への進学 を目指しており、4年生に上がる前のこの機会に心機一転ノートPCを一新して気合を入れようと考えました。 当初はマウスコンピューターの法人向けブランド「MousePro」の13.3型ノートPCを購入する予定でした(本来は法人ユーザーしか購入できませんが、私の通っている大学では大学生協を通じて注文することで、各社の法人向けPCを購入することができるそうです)。しかし、機種の最終選定を行っていた1月8日、突然ドスパラから税込3万円未満の激安ノートPCが発売されました。とはいえ、私はドスパラのノートPC・タブレットで何度も買い物を失敗しており、今回も「どうせ安かろう、悪かろうだろう」と思い、すぐの購入は躊躇しました。しかし、デザインやインタフェースなど、魅力的な点もないわけではなく、さらに私が検討していたMouseProのノートPCのCPUの性能がドスパラの激安ノートPCよりわずかしか上回っていないことがweb上に掲載されているベンチマークの結果から判明し、「使用用途的にもそこまで性能は必要ないし、性能がほぼ同じならより安いほうがいいだろう。もしまた購入に失敗しても3万円未満であればあきらめがつくし」ということで、購入を決意しました。今回は購入にあたって売却したものはありませんが、下取りサービス(PC(壊れていても欠品があってもOK)を無料で引き取り、購入価格から1,000円値引いてくれるサービス)を利用し、いろいろあって売却不可能になったWindowsタブレット「DG-D08IWB」を出すことにしました。普通に買い取りに出そうとしても値がつかない商品を実質1,000円で買い取ってくれると考えれば、動かないものを手元に放置するよりかはマシでしょう。 それではさっそく開封していきましょう!なお、私は以前ノートPCとしてドスパラの「Critea DX4 with Bing」(以下、Critea