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竹原旅行~4. "ようこそ"ではなく、"おかえりなさい"~

この記事は過去に初代ブログで投稿したものです。 初代ブログから本文をそのまま移行したため、一部表現に不自然な点があるかもしれませんが、そのまま掲載します。

いよいよ呉線の電車に乗ります。


呉線は大半の電車はワンマン運転で、車両もワンマン用の105系2両編成を使用していますが、今回はめずらしく115系3両編成でした(もしかしたら113系だったかもしれません。車番を見ないと外見上の違いはわからないのですが、どちらだったか忘れました)。また、車掌も乗務していました。


三原駅を出ると、しばらく高架を進みます。少し山陽本線と並走した後、すぐに左に大きくカーブします。


ほどなくして瀬戸内海が目の前に広がります。陽光が海面に反射し、漁船がシルエットになってなかなかいい絵です。一方電車は速度を落とし、25km/hで走行します。線路の保守の都合と思われ、他にも加古川線など、閑散としたローカル線を中心にところどころ25km/h制限を設けています。

電車に揺られること約30分。

竹原駅に到着しました。この駅にも上の写真のような標準タイプの駅名標の他に名産をPRする独自の駅名標を設置していました。
跨線橋を渡って改札を出ます。自動改札機はありませんが、交通系ICカードは利用可能で、小型のカードリーダー・ライターが設置されていました。

改札を出てまず目に飛び込むのはこちら。

出入り口に書かれた「おかえりなさい」の文字。アニメ「たまゆら」でもこの文字は忠実に再現されていました。「ようこそ」ではなく、「おかえりなさい」なのです。初めは違和感を感じますが、これが私たち旅行者を、まるで生まれてからずっとこの町に住む人であるかのように温かくもてなしてくれているのだというふうに解釈すると、うれしさで心が温かくなります。


駅前ロータリー。入り口の駅名の文字やロータリーなどもアニメで見たままのものだったので、まるで自分がアニメの中の世界に入ったかのようで、不思議な感覚がしました。

次回、まずは駅前商店街から散策を開始します。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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