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1月, 2015の投稿を表示しています

Windows10 Technical Preview(Build 9926)を試してみた

Microsoftは現地時間の23日、Windows10 Technical Preview(以下、Windows10 プレビュー版)の最新版「Build 9926」を公開しました。先日行われたWindows10などに関する説明会では、プレビュー版は次週公開予定とされていましたが、前倒しでの公開となりました。僕もプレビュー版の初期バージョンである「Build 9841」をダウンロードし、仮想マシン上で実行してみるなど、Windows10には強い興味があり、今回の新バージョンでは大きな変化がみられるということもあってさっそくダウンロードしました。 当初はこれを前回と同様仮想マシン上にインストールしてレビューするつもりでしたが、なぜかセットアップが途中で止まってしまい、インストールできませんでした(Build 9841からその次のバージョンであるBuild 9860にアップデートした際も同様の症状がみられた)。そこで、先日の自作PCパーツ換装に伴って使用しなくなった旧構成をかき集めて最低限OSがインストールできる環境を構築し、これにプレビュー版をインストールしてみました。こちらは問題なくインストールできましたので、しばらく操作してみました。まだすべての機能を試したわけではありませんが、気づいたことを簡単にレビューします。前述のとおりBuild 9860がインストールできませんでしたので、従来のWindows10プレビュー版と比較する際は最初期のBuild 9841との比較になります。また、掲載の画像はクリックすると実際のサイズで表示します。 まず、今回のプレビュー版での大きな変更点といえば、日本語のプレビュー版が用意されたこと。これまでのプレビュー版は英語や中国語など主要な言語しか用意されていませんでしたが、今回は日本語を含むより多くの言語が用意されています。もちろん日本語版をインストールしました。 まずはデスクトップとスタート画面。グラフィックボードのディスプレイドライバーがインストールできたため(Windows10用はありませんので、代わりにWindows8.1用をインストールしました)、今回の検証に使用したディスプレイ(解像度1440x900)にぴったりと表示させることができました。 スタート画面はBuild 9841とほぼ同じインタ

【開封レビュー】SONYネットワークレコーダー「nasne」

今回はSONYのネットワークレコーダー・ネットワークストレージ「nasne」を導入(ちょっとした縁で買ってもらえることになった)しましたので、開封の様子と機器連携を中心としたレビューをお送りします。 僕は今まで2013年8月に導入したHDDレコーダーでテレビ番組の視聴・録画を行ってきましたが、機能が「見る・録る・(録ったものを)消す」しかありません。そのため、録画した番組を保存してあとから見たい場合は消さずに置いておくか、動画が撮影できるカメラなどを用いて番組を映している画面を録画し、それをPCなどで適当に編集して残すといった方法しかありませんでした。僕はこれまでwebカメラを用いて後者の方法で必要な番組を残してきました。 去年の年末になんとなく「nasne」のホームページを見たところ、「スマートフォンやタブレットでテレビ番組の視聴や録画した番組の視聴ができる」「おでかけ転送で録画した番組を外でも見られる」「PCでも番組を見られる」「録画した番組をDVDなどに残せる」といった機能を備えていることがわかりました。今までのHDDレコーダーの番組の保存方法には特に不満は感じていませんでしたが、このときちょうど縁あって何か物品を買ってもらえることになりましたので、よりスマートなテレビライフの実現のために「じゃあnasneで」ということになったわけです。 それではさっそく開封していきましょう! パッケージ。左上に「SONY」と書かれていますが、nasneはSony Computer Entertainmentから発売されている製品で、「torne」などと同じくPlayStationのアクセサリー扱いとなります。そのため、家電量販店のブルーレイレコーダーコーナーではなくゲーム機コーナーに陳列されていますので、商品を探す際は注意が必要です。PlayStationのアクセサリーではありますが、「torne」とは違いPlayStation本体がなくても使用できます。 裏面には機能の説明などがあります。このほか、側面には付属品が掲載されています。 中身ダバァ。まずはクイックスタートガイド・nasneオフィシャルサイト案内などの冊子類。地デジ・BS・CSを受信しますのでB-CASカードとその関連冊子も付属しています。 付属品。LAN

自作PCパーツを換装しました

今回は自作PCリニューアル計画第二弾としてPCパーツの換装をしましたので、写真を交えながらレビューをします。経緯紹介からパーツ紹介・レビューまでを一つの記事で紹介するため、長大な記事になりますことをあらかじめご了承ください。 「自作PC」 当ブログをご覧いただいている方の中にも、もしかしたら自作PCを持っている、あるいはその自作PCで当ブログを見ているという方がいらっしゃるかもしれません。僕自身も2010年にパソコンを自作し、以来約5年ほどほとんど内部構成を変えずに使用してきました。しかし、近年の技術進歩は非常に素晴らしいもので、現在発売されているCPUは私が使用している世代のものよりも省電力でありながら性能が大幅に向上しています。また、僕が自作PCを組んだのは今から5年前ですが、自作PC完成時から5年前、すなわち2005年1月ごろといえば、爆熱でおなじみPentium 4およびPentium D全盛の時代。 「もうそろそろ、内部構成変えてみてもいいんじゃないかな……」 そこで、現在の構成での自作PC完成から5年となる今月をめどに、システムを刷新する計画を立て、まずはその第一弾として去年PCケースを交換しました。そして今回、ついに内部パーツの一斉換装が実現しました! 以後、今まで使っていたPCのパーツ群をまとめて「旧構成」、今回換装するパーツ群をまとめて「新構成」と呼ぶことにします。 旧構成でのパーツ選びにおけるコンセプトは「性能重視」で、一時はCore i7 900番台で組むことも考えていましたが、当時自作PCに関する知識が乏しかった僕が性能を重視したのはCPUだけで、メモリーは3GB(旧構成はデュアルチャンネルのため本来2枚1組で2GBとなりますが、もともとトリプルチャンネルのCore i7 900番台で組む予定だったところ予算不足でCore i5 750で組むことになったため、またメモリー2GBでは動作がやや重たいことが判明したため、先に購入してしまっていた3枚組のメモリーをそのまま3枚とも装着したという経緯があり、3GBという中途半端なメモリー容量となっています)、グラフィックは当初エントリー向けのRadeon HD 4350搭載ボードを装着していました(その後、このボードを親に譲渡したうえで、安売りしていたGT

鉄道乗り初め旅行2015~6. 陰陽縦断~

鳥取駅で因美線の列車に乗り換えますが、 なんかとんでもない編成を見てしまいましたね(´・_・`) 浜坂方からHOT7000系(運転台浜坂向き)・キハ47形(運転台浜坂向き)・キハ47形姫路色(運転台浜坂向き)・キハ47形(運転台米子向き)でした。 まもなく次に乗る列車が入線します。 HOT3500系でした。HOT3500系は智頭急行の列車ですが、智頭急行線と因美線は直通していますので、智頭~鳥取間は智頭急行の列車による運用もあります。 そして発車。しばらく先ほどまで乗ってきた山陰本線と並走した後、因美線は南に進路を取ります。HOT3500系は気動車ですが、主に智頭急行線内において特急列車から逃げ切るために加速度・最高速度ともに高く、僕が乗車した区間でも力強い加速と気動車とは思えない速度を体感することができました。 智頭駅からは、 キハ120形に乗り換え、さらに南下していきます。 この辺りは岡山県の内陸に入ってきますので、だんだん積雪量が多くなってきます。 車窓は完全に雪国。さらに雪も降り出し、一時吹雪と言えるほどの強い降雪も見られました。 美作河井駅付近は特に積雪量が多く、駅ホームも旅客が乗降できる最小限のスペースだけ雪かきが行われていたほかは、駅施設と駅舎外との区別がつかないほどの積雪でした。 美作河井駅を過ぎてくると次第に積雪量は減少し、 東津山駅到着までには車窓に雪はほとんど見られなくなりました。 東津山駅には17時32分に到着。これで因美線の全線乗り通しが完了しました。 ここからは姫新線の列車に乗り換えます(写真は佐用駅で撮影)。乗り換え時間は2分しかないうえ、列車本数が少ないので、急いで乗り換えます。 佐用駅からは、 キハ122系に乗車。ようやくなじみのある車両が走るところまで戻ってきました。 この旅行の終着、太市駅には19時36分に到着です。 というわけで、大波乱で幕を開けた鉄道乗り初め旅行2015の旅行レポートをお送りしてきました。僕自身、餘部橋梁はいつか訪れてみたいと思っていましたが、なかなか機会がなく行くことができませんでした。また、JR西日本の鉄道路線で乗り通ししにくい因美線や姫新線の岡山エリアもいつかは乗車してみ

鉄道乗り初め旅行2015~5. 餘部地区をさらに散策~

昼食で体を温めた後は、まだ列車まで時間がありますので道の駅あまるべ周辺をもう少し散策してみます。まずは道の駅から歩いてすぐのところにある海岸を見てみます。 この日は時折雨が降り、日本海から暴風が吹き付けるという荒れ模様の天気でした。波も高く、海からは波の打ち付ける音が大きく響き渡っていました。これが日本海側のよくある冬の天気だとはいえ、実際に体感すると私たちの住む瀬戸内海側との気候の違いに驚かされるばかりでした。 後ろを振り返ると、橋梁を別の角度から見ることができました。 一通り撮影を終えるとちょうどよい時間になってきましたので、駅に向かうことにします。このころ、それまで止んでいた雨が再び降り始めましたので、急いで駅の待合室に向かいます。 駅への坂をのぼる途中、駅のほうからディーゼルエンジンの音が聞こえてきたので見てみると、ちょうど特急はまかぜが橋梁を通過しようとしていました。またしても運がいいのか悪いのか、かろうじて橋梁を走るはまかぜ号を記録程度に収めました。 待合室に到着すると、急に雨足が強まってきました。そのうちみぞれ交じりの雨へと変化しました。 やがて列車が来る時間になりました。接近放送が鳴ったので外に出てみると、 橋梁を渡る列車が見えました。 こちらの列車で浜坂駅へ向かいます。この列車は当初乗車予定だったもので、ここからは行程通りとなります。 浜坂駅からは、 こちらの列車に乗り換え、鳥取駅を目指します。この列車は一度乗ってみたかったので、この機会に乗ることができてよかったです。ここで、食後の満腹感と車内の暖かさのため、しばし寝落ち。 鳥取駅には15時15分に到着です。 最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。 この旅行の写真はflickrにもアップロードしています。 こちら からどうぞ。

鉄道乗り初め旅行2015~4. 餘部地区の散策~

空の駅散策後は橋梁下の集落へ下りてみます。 ホーム中ほどから下へおりるための道が用意されていますが、急な坂道で階段状にはなっていないため、特に冬場は路面凍結による滑落に十分注意が必要です。 中腹ぐらいまで降りてくると、新旧橋梁をこのような角度から眺めることができます。 さらに進むと橋梁の真下を通ります。 このように新旧橋梁が並んでかかっている様子を真下から見ることもできます。 このあたりに、そのまま下まで降りていくルートと、再度山を上がり橋梁の展望デッキに行くためのルートとの分かれ道があります。せっかくですから展望デッキも見てみることにします。展望デッキへの道も急な坂道で、雑草が生い茂っており歩きにくいです。カメラなどの重たい機材を伴う場合は足元に十分注意が必要です。 展望デッキに到着。通称「お立ち台」と呼ばれるここには木板で作られた撮影用の立ちスペースが整備されており、日本海を背景に橋梁を渡る列車を撮影できます。 撮影例。列車重視の構図にしてみました。本当はここに何か列車が走ってほしいところですが、時間もありませんので構図の確認だけしてふもとへ下ります。 橋梁の真下は公園として整備されていました。この時、運がいいのか悪いのか、橋梁を列車が通過していきました。旧橋梁時代はいかにも鉄橋らしく大きな音をたてて列車が通過していったそうですが、新橋梁はコンクリート橋であるうえ軌道に防音用のバラストが敷き詰められているため、列車通過時の音は比較的静かでした。 新橋梁は旧橋梁の山側に作られましたが、トンネルの位置は変わっていないため、香住方でS字カーブを描いています。その様子は真下からもはっきり確認できます。 この後、近くにあった「道の駅あまるべ」に入ることに。何か適当に軽食を購入し、すぐに出てくるつもりでしたが、まだ時間もあるしなんといっても外は寒い。それに、道の駅の中にある食堂に気になるメニューがありましたので、食べてみることにしました。 注文したのはこちらの「浜うどん」。見た目は普通の天ぷらうどんですが、わかめを食べた瞬間に驚かされます。水で戻すタイプの乾燥わかめにあるようなふにゃふにゃの食感ではなく、まるで茎わかめを食べているかのようなシャキシャキした食感と磯の香りを感じました。おそらく