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【特集】2015年を振り返って~多忙と成熟の1年~

今年も残すところあと3日となりました。年を重ねるごとに年月の過ぎ去り方が早く感じるようになり、年末の「いよいよ来年まであと○日か……」というわくわく感が希薄になってきましたが、それでもテレビやラジオなどから聞こえてくる「今年の放送はこれで最後となります」「皆さま、よいお年をお過ごしください」という文言に、1年の終わりの名残惜しさを感じずにはいられません。 さて、私は2013年から「1年を振り返って」というテーマで、その年1年を「○○と××の1年」という言葉で表現し、月ごとやトピックごとに1年間を総ざらいする記事を投稿してきましたが、今年も例によって2015年の振り返り記事を投稿していきます。相変わらずの長文ではありますが、この記事をご覧になりながら、皆さまもこの一年に思いを馳せていただければと思います。 2015年全体の所感 2015年は去年おととしのように「○○と××の1年」のワードがすぐに決まらず、この記事を書きながらもなお悩んでいましたが、やはり「多忙と成熟の1年」ではないでしょうか。 学業について 今年は特に3年生へと進級した4月以降、就職関連の行事が自分のスケジュールの多くを占めるようになり、その割合は日に日に増加していきました。5月に始まった公務員試験対策講座は、途中で授業についていけなくなり、また同じころに進路の見直し(後述)を行ったため、9月下旬に事実上リタイアしました。講座の担当教員から「理系は文系よりも勉強しないといけないことが多いから大変かもしれないよ」といわれていたため、多少覚悟はしていましたが、やはり理系で、かつ民間企業と併願での公務員試験勉強には無理がありました。とはいえ、そのことにいち早く気づくことができ、早々に民間企業への就職に進路変更することができた点では、あのままなんとなく講座を受け続けて内容もろくに頭に入らず、勉強にも身が入らず、それでも公務員の道をあきらめきれないからとどっちつかずの状態で毎日を過ごした結果両方悲惨な結果に終わる、という最悪のシナリオはひとまず回避できてよかったのではないかと思います。 民間企業への就職を目指して気を取り直した9月、今度は親から「もし大学院に行きたいのならお金は何とかするから、自分でよく考えておきなさい」と言われ、「大学院に進学する」という新たな選択肢が現れました

Xperia ZL2(au SOL25) OSアップグレード

私が使用しているスマートフォン「SONY Xperia ZL2 (au SOL25)」のAndroid OSのアップデートが先日公開され、私も早速適用しましたので、簡単にレビューします。 Xperia ZL2のリリース当初のAndroid OSのバージョンは4.4.2(KitKat)で、ZL2発売時点でXperiaスマートフォンの中で最新のバージョンでした。その後、Android5.xが公開され、国内キャリアのXperiaスマートフォンでは2015年6月に発売されたXperia Z4からAndroid5.0を搭載してリリースされました。それとほぼ同時期に国内キャリア各社のXperia Z2・Z3シリーズにもAndroid5.xへのアップデートが提供されることが発表されました。国内キャリアでは過去に、Xperia Z(SO-02E)にはAndroid4.1.2→4.2.2→4.4.2のアップデートが提供されたのに対し、Xperia Zの兄弟機種とされスペックもほぼ同等のXperia UL(SOL22)には4.2.2のアップデートまでしか提供されなかったということがあり、今回のAndroid5.xアップグレードでもXperia ZL2は対象外になるのではないかという噂もちらほら聞かれましたが、今回は一応アップデートが提供される形となりました。 そして2015年7月にまずはdocomo・SoftBankからアップデートが提供されました(その後不具合が確認されたため、いったんアップデート提供が中止され、その後公開が再開)。auのアップデートはこのとき提供されませんでしたが、「まあ8月中には提供されるでしょ」などと考え、気楽に待っていました。ところが、9月に入ってもなかなかアップデートが提供されず、Xperia Z3(SOL26)を使用している私の友人も不満を隠しきれない様子でアップデート提供を待っていました。11月に入ってもアップデートは提供されず、「私のSOL25の2年縛りが切れて機種変更する来年8月までにアップデートは提供されないのではないか」とすら考えるようになりました。 結局、11月末になってようやくSOL26のアップデートが提供され、続けて12月8日にSOL25にもアップデータが提供されました。 それではさっそくアップグレードしていきまし

【アレンジ】the Last One・ねばぎば!(Celestaアレンジ)

過去に作成していたオリジナル曲「 ねばぎば! 」(2015年10月制作)「 the Last One 」(2015年4月制作)のオルゴールアレンジです。 最近は学業などで忙しく、なかなか新しい曲を制作できていませんが、新しい曲が作れない原因の一つに「メロディと歌詞の両方を考える必要があること」があると考えました。僕はこれまで両方を完成させてから打ち込み作業を開始していたため、ほかの作業や学業で忙しくなり、じっくりと歌詞を考える時間が確保できなくなると、いつまで経っても打ち込み作業に移行できず、曲の発表が遅くなり、また歌詞も適当なものになってしまっていました。一方、メロディやコード自体はそれほど深く考えなくてもすぐにアイデアが出てきて、大体1日で曲の最後までのアイデアを書き出すことができていました。そもそも僕がこだわっているのは歌詞ではなくてメロディやコードであるため、今後は歌詞を伴う楽曲は(どうしてもこの曲にはこの歌詞をつけたい!というものを除いて)制作せず、いわゆるインストゥルメンタルの楽曲のみを制作していこうと思います。これまで歌詞(音の高低+ことば)で表現してきた内容を音色だけで表現しなければならなくなるため、歌詞ありの曲にはない難しさなどもあるとは思いますが、僕が本当にやりたかった分野でもあるため、これから学業でさらに忙しくなり、まとまった時間が確保できないながらも全力で取り組んでいきたいと思います。

【Xperiaアンバサダーモニター企画】Xperia Z5試用レビュー~3. 発熱・その他編~

「Xperiaアンバサダー企画」でお借りしたXperia Z5を実際に使って、その魅力をお送りするモニター企画。パート3ではXperia Z5の発熱について詳しく検証していきます。また、パート1・2でお伝えしなかった細かいポイントについても、パート3の後半でまとめてレビューしていきます。 Xperia Z4から話題になったのが「端末の発熱問題」。私はXperia Z4についての情報はあまり収集してこなかったほうですが、それでも「 Xperia Z4が、アツい!(発熱的な意味で) 」という情報はSNSなどであまりにも多く見かけたため、その事実だけは知っていました。また、最近Xperia Z4に機種変更した友人に「端末熱くなる?」と聞いたところ、「ケースつけてるからあまり気にはならないけど、それでも背面が温かい感じはする」とのことでした。 先日開催された「Xperia アンバサダーミーティング」の中で、Xperia Z5ではZ4と比べて熱伝導効率が改善されたとのことでしたが、使われているCPUがZ4と同じであるため、発熱量は変わっていないはずです。そこで、Xperia ZL2と比較しながらCPUの発熱について、温度モニターによる測定値と実際に触ってみたときの感覚的な熱さの両面で検証してみます。 レビューの前に、ZL2とZ5それぞれに搭載されているCPUについて比較しておきます。 Z5: Qualcomm Snapdragon 810 (MSM8994、64ビット8コア) ZL2: Qualcomm Snapdragon 801(MSM8974AB、4コア) (参考)Z4: Qualcomm Snapdragon 810 (MSM8994、64ビット8コア) (参考)Z3: Qualcomm Snapdragon 801 (MSM8974AC、4コア) ZL2とZ3は同じ4コアでクロック周波数のみが異なります(ZL2が2.3GHz、Z3が2.5GHz)。しかしZ4からはクロック周波数が2.0GHz・1.5GHzにダウンした代わりに、コア数が2倍の8個になりました。8コア、と書きましたが厳密には4コアx2で、一方の4コアCPUのクロック周波数が2.0GHz、もう一方の4コアCPUのクロック周波数が1.5GHz、といった感じです。Z4と

【Xperiaアンバサダーモニター企画】Xperia Z5試用レビュー~2. カメラ編~

「Xperiaアンバサダー企画」でお借りしたXperia Z5を実際に使って、その魅力をお送りするモニター企画。パート2ではカメラ性能について詳しくお伝えします。 私自身はスマートフォンに搭載されているカメラ機能は、どれだけ性能が良くなろうと「所詮スマフォのカメラ」と思っており、現在でも本格的な写真撮影の際は設定の自由度が高いハイアマ向けデジタルカメラを使用しています。しかし、そんな私でもデジカメで撮影するほどではないちょっとした記録写真程度のものであれば、最近は専らZL2のカメラ機能を使うようになりました。また、スマートフォン選びにおいて「カメラ性能」を重視するユーザーが多いのは事実であり、Xperiaの商品情報ページでも「カメラ」の項目が独立して設けられていることからもスマートフォンのカメラ機能は重要な項目の一つとなっているため、本レビューでも「カメラ性能編」の形で独立してお送りします。 Xperia Z5のカメラ機能の大きな特徴としては、 Xperia史上最高、有効画素数約2300万画素 広角24㎜のGレンズ 世界最速0.03秒オートフォーカス(メインカメラ) デジタル5倍ズーム(メインカメラ) 進化したHDR(メインカメラ/フロントカメラ) インテリジェントアクティブモード が挙げられます。私は現在Xperia ZL2を使用していますが、このZ2世代のカメラ機能からどのような進化を遂げたのか、同じ被写体をZL2とZ5で同時に撮影して検証してみます。 まずは画素数・広角レンズ・HDRを検証するために、自分の机の上を全く同じ位置から撮影します。 こちらがZL2。最大約2070万画素で、画像サイズは5248x3936pxです。 こちらがZ5。最大2300万画素で、画像サイズは5520x4140pxです。Z5のほうが広角であるため、画像左のスピーカーが見切れることなく映り込んでいます。また、画面奥のカーテンにちりばめられている星が、ZL2では画像右上にいくほど黒つぶれしているのに対し、Z5では黒つぶれの程度が若干抑えられ、一応HDRが効いているといえます。 次に高速オートフォーカスについて検証します。こちらは画像ではわかりにくいので、動画にしてみました。 ZL2は被写体にカメラを向けた時点で一応

【Xperiaアンバサダーモニター企画】Xperia Z5試用レビュー~1. ハードウェア編~

2015年11月12日に開催された「Xperiaアンバサダーミーティング」では、参加者にXperia Z5が約3週間貸し出され、じっくりと使い込みながら感想をブログなどにレビューするモニター企画も同時に実施されます。今回、私もアンバサダーミーティングに参加し、Xperia Z5をお借りしましたので、3つのパートに分けて感じたことを書いていきたいと思います。感じたことをできるだけそのままお伝えするため、記事が煩雑になることが予想されます。あらかじめご了承ください。 ☆レビューの前に☆ 私はXperiaアンバサダーであり、実際にXperiaが好きで、今現在もメインの端末としてXperia ZL2を使用しています。しかし、それらである以前に私は一人の一般的なスマートフォンユーザーです。良いところは高く評価しますが、悪いところはちゃんと「悪い」と言います。しかし、ただ「悪い」というだけでは一般ユーザーの域を出ませんので、レビュアーとして「どこがどのように悪いか」「どうすれば改善されるか」を重視して記事を書いていきたいと思います。初めに申し上げておきますと、イベント当日に端末を受け取ってから記事執筆までの短期間でもすでにXperia Z5で「ここはよくないなあ」と感じた点がいくつも出てきています。記事にはそのことが多く記述されると思いますが、以上の点をご理解いただいた上で記事をご覧いただければと思います。 それではさっそくレビューを始めていきましょう!今回お借りしたのはXperia Z5(SoftBankモデル・501SO)、ホワイトです。前述のとおり私はXperia ZL2を使用していますので、3つのパートでお送りするレビューのほとんどがそれと比較しながらのレビューとなります。Xperia ZL2・Z2がリリースされたころに購入されたユーザーは、そろそろキャリアの2年縛りが切れ、おそらく次の機種変の候補としてXperia Z5が挙がってくると思いますので、それを意識したレビューにもしていきたいと考えています。 まずは外観の紹介から。 表面。ZL2よりやや少し縦長です。上下のスピーカー・マイク穴の配置はZ4を踏襲しており、スリット状のそれの外観はZL2・Z2とほぼ同じです。 横幅はZL2とほぼ同じです。そのため、ZL2を持った後

Xperiaアンバサダーミーティング(2015年11月12日大阪開催)イベントレポート

今回はXperiaアンバサダーミーティング(2015年11月12日大阪開催)に参加してきましたので、イベントの模様について写真を交えながらお送りします。 私が参加している「Xperiaアンバサダープログラム」は、Xperiaの最新機種の情報や、アンバサダー限定イベント、限定モニター企画などの情報を受け取ることができる、登録制のプログラムです。Xperiaの新製品が発表されると、今回のアンバサダーミーティングのようなイベントが開催され、参加者はデモ機を借りて最新機種をいち早く体験することができます。 私も以前このプログラムに登録し、是非ともアンバサダーミーティングに参加してXperiaの最新機種を誰よりも早く体験し、感じたことをブログで発信したいと考えていましたが、なかなか関西では開催されず、以前神戸で開催されたアンバサダーミーティングは都合により参加できず。今回、念願の大阪での開催で、日程的にも問題なかったため、是非とも当選して(注: このイベントは応募者多数の場合抽選で参加者が決定する)イベントに参加したいと思っていましたが、ついにその願いがかないました! ほかにも、私はXperia Z5の発表後からSNSで様々な評判(特にマイナス評価)をよく聞いていたため、それについて機会があれば担当者に直接質問したいと考えていました。また、このミーティングに集まるのはXperiaが好き・Xperiaに興味がある・現在Xperiaを使用中であるなど、何らかの形でXperiaと接点がある方ばかりです。その中に自分の身を置くことで、自分だけでは気付くことのできなかったXperiaの新たな魅力を知り、良い刺激を得ると同時に「Xperia」を通じた新たな人と人とのつながりを持つことができるのではないかと考えたことも参加理由の一つです。 それでは早速レポートをお送りしていきましょう!なお、この記事に掲載している写真は、すべて現在モニターでお借りしているXperia Z5のカメラで撮影しました。カメラ機能については後日投稿する本体レビュー編でも改めてご紹介しますが、まずは当記事に掲載の写真でXperia Z5の強力なカメラ機能をご確認ください! 会場では飲み物と軽食が用意されると事前に聞いていたため、小さなお茶菓子が用意されるものと想像していましたが、会場のテ

進路について悩んだ1か月

突然ですが、私HEstudentは大学院への進学を検討しています。 きっかけは今年のシルバーウィークに母親に言われた一言です。 もし大学院に行きたいのなら、資金面では何とかするから、よく考えておきなさい 僕は大学入学時に父親から「お前は4年で卒業して就職してくれたらそれでいい。留年だけはしないように、しっかり勉強しろ」と言われており、母親もこれに同調しているのだとばかり考えていたため、この言葉は意外でした。 最近は景気回復により就職事情も数年前に比べれば多少改善はしてきていますが、それでも社会にいつ何が起こるかはわかりません。また、企業の中には大学院生しかとっていないところもあるということを就活担当の先生から聞いていたため、大学院に進学すれば(分野は絞られるものの)同一分野の中で選択肢が増え、なおかつ自分のやりたいことにより近い職に就けると考え、それまでの「4年で卒業して公務員または民間企業へ就職」にこだわるのをやめ、大学院進学についても視野に入れるようになりました。 シルバーウィーク明けの1週間で友人・先生・ゼミの先輩に大学院について・大学院進学のメリット・デメリットについていろいろ尋ねた結果、「大学院進学は自分のためになる」と考え、進学したい旨を母親に伝えました。 しかし、父親は依然として「4年で卒業して就職してくれたらそれでいい」の考えを崩しておらず、反対していると母親から聞きました。「学部卒と院卒で変わらないのだったら4年で卒業したほうがいいし、大学院の2年間は無駄なのではないか」とのことでした。 これらについて家族で話し合う機会が1週間後にあるとのことだったので、それまでにネットなどを調べ、自分なりの説得の文章を考えました。結局スケジュールの伝達ミスでこの話し合いは行われませんでしたが、母親が大学での保護者懇談会に参加するついでに下宿先に来て、父親の反対の状況について詳しく話を聞き、また母親が抱えていた大学院進学に関する疑問点はこの場で解消しました。そして、大学の文化祭期間中に一時的に帰省するため、この時に改めて話し合うことを決めました。 そのあとの一週間で再度先生や友人に大学院進学に関する質問をし、説得のための文を練り直しました。そして昨日、帰省してすぐに家族で話し合い、ついに父親から(「これからの人生を決めるこ

【レビュー】Intel Core i5 5675C

今回はIntelのCPU「Core i5 5675C」を購入しましたので、ベンチマークの結果などをレビューします。 僕は 今年の1月に自作PCを一新 した際、「体感速度重視」ということでメモリの増強とSSDの導入を優先し、CPUは「今の用途では2コア4スレッドあれば大丈夫だろうし、クロックで速度を稼ごう」ということでCore i3 4160を導入してこれまで使用してきました。 しかし、最近になって録画サーバーで録画したテレビ番組を編集し、自作PC側でエンコードする機会が多くなったため、若干の力不足を感じ始めていました。 また同じ頃、父が自作PCのパーツ更新を行うとのことでPCパーツショップへ同行し、パーツ選びについてアドバイスをしていましたが、その中で「やっぱグラフィックは多少いいやつにしておいたほうがええらしいな」という父の一言が気にかかり、それまでのCPU内蔵グラフィックをやめミドルスペックのグラフィックボードの導入を検討していました。 そんな時、たまたま見たCore i5 5675Cのレビュー記事で、このCPUに搭載の「Iris Pro Graphics 6200」がミドルスペックグラフィックボードに匹敵するほどの性能であることを知り、それでいてi5のネイティブ4コア、またリソグラフィーの微細化による消費電力の減少など魅力的な点が多いと感じ、CPUの交換を決意しました。それまで使用していたCore i3 4160は売却し、それで得たお金をi5 5675Cの購入資金に充てました。 Core i5 5675Cの詳細は Intelのページ をご覧いただくとして、早速ベンチマークの結果を見ていきましょう!なお、CPU以外の構成は1月の自作パーツ更新時から変わっていませんので(OSも一時Windows10にしていましたが使いにくいためWindows8.1を再インストールしました。また以下のベンチマーク結果でマザーボードの機種名が変わっていますが、これはマザーボードを一時的にB85Iにしていたころに計測したことによるものです。ベンチマークの比較に大きな影響はないと考え、そのまま掲載しています)、その他のパーツについては 自作PCパーツ更新記事 をご参照ください。使用したベンチマークソフトウェアは例によってWindowsエクスペリエンスインデッ

【レビュー】Intel Celeron N3050

先日投稿した記事の中で、「USB周りの不安定さが原因で、NUCの使用をあきらめ新たにマザーボードを購入してパーツはNUCから流用した」と書きました。このマザーボードはASRockの「N3050B-ITX」で、今年4月にリリースされたBraswellのCPU「Celeron N3050」を搭載したボードです。このCPUについての情報がまだ多くありませんので、手元の環境で簡単にベンチマークを図ってみたり実際の使用感についてレビューしたりしてみます。 早速ではありますが、ベンチマークの結果を示していきます!なお構成は以下の通りです。 CPU・MB: ASRock N3050B-ITX RAM: ADATA ADDS1600W4G11-R(SODIMM DDR3L-1600 4GB) HDD(システム): WesternDigital WD5000LPVX (2.5”SATA3 500GB 5400rpm 8MB 7mm) HDD(データ): TOSHIBA DT01ACA100 (SATA3 1TB 7200rpm 32MB) ※CPU・MB以外はNUC・録画サーバーなどからパーツを流用しています。また、OSはWindows8.1です。 本来はWindowsエクスペリエンスインデックスの結果とベンチマークソフトの結果を両方掲載したかったのですが、Windowsエクスペリエンスインデックスを計測するソフトを走らせたところ途中で「計測に失敗しました」とエラーになり結果を表示できませんでした。そのため、ベンチマークソフトの結果のみ掲載します。 続いて、参考までに以前使用していたNUC「DN2820FYKH」(仕様変更によりCPUはCeleron N2830)のベンチマーク結果も再掲します。 メモリ以外のすべての項目においてCeleron N2830よりCeleron N3050のほうが性能が劣っています。特にグラフィック関連は(解像度の違いを考慮したとしても)大幅なスコアダウンとなっています。 実際の使用感についても明らかに性能低下を感じます。Celeron N2830を搭載したNUCはウィンドウ表示時のアニメーションもスムーズで、CPUやグラフィックのリソースを多く利用する場面において性能を低さを感じる程度でした

【初音ミク】Summer Night Serenade

去年、おととしに続き、今年も夏をテーマにした楽曲を制作しました。今年は夏の夜をイメージしています。といっても夜らしい落ち着いた曲調ではなく、日中よりも少し涼しくなった夜だからこそ歌って踊ってはじけよう!との思いで、自分の得意な曲調で作ってみました。題名に「Serenade」とありますが、Serenadeらしき要素は微塵もありませんね(笑)。昔聴いたある曲で、題名に「Serenade」が含まれているのに曲調はかなりはじけていた、というものがあり、こういうのもありかな~という軽い気持ちで名づけました(´・_・`) 歌詞 キラキラsummer night ぼくらのメロディかなでよう この世界を焼き尽くすような太陽が沈んだその時 宴が始まるよ 気持ちいい夜風がぼくらをくすぐると すぐに Music Start 準備OK? この高い星空に 僕らのメロディ響かせよう Summer Night Serenade 届いてますか 熱帯夜のこの街に 気持ちいい音楽を届けたい Let's enjoy summer night ぼくらのメロディかなでよう この世界をやさしく照らす月が 夜空のステージ真ん中に来たら 準備OK! 深呼吸して夜風たっぷり吸いこんで 気持ち引き締め Music Start 続けましょう この高い星空を 明るく照らすメロディ Summer Night Serenade 地平線の果てに 同じ空を眺める すべての人の心に届けたい Let's sing a song with you ぼくたちとメロディかなでよう 楽しいこと 悲しいこと 全部メロディに乗せて 夜空の彼方へ届けよう この気持ち この高い星空に 僕らのメロディ響かせよう Summer Night Serenade 届いてますか 熱帯夜のこの街に 気持ちいい音楽を届けたい Let's enjoy summer night ぼくらのメロディかなでよう

2015年前半を振り返って~多忙と成熟の半年~

本当は6月30日までに投稿したかったのですが、ここ数日は特に忙しく記事をじっくり書く時間が確保できませんでした。すでに2015年も折り返し地点を過ぎましたが、この機会にいつものことではありますが2015年の前半を振り返ってみようと思います。 この半年間を一言で振り返ると、「 多忙と成熟の半年 」だったと感じています。 この半年間は、特に3年生へと進級した4月以降忙しい日々が続きました。もっとも大きな原因は就職関連行事です。以前から公務員を少しばかり志望していましたが、1月に行われたガイダンスや公務員試験プレ講座などに参加するうち、公務員になりたいという気持ちが強くなり、5月から来年3月まで続く公務員試験講座の受講を決めました。平日は火・木曜の18~21時、休日は土曜日の10~18時というスケジュールで、それまでの自分の自由時間の大半を公務員講座に割り当てなければならなくなりました。不定期の日曜日に行われる試験監督アルバイトに2週連続で参加するなどして、2週間休日が全くない期間も発生するようになりました。今は午前や午後に授業が入っていない曜日があるため、創作などの作業はそれらの時間を最大限活用して行っています。 しかし、それらの時間も最近は学校の授業のレポート課題やインターンシップ関連の書類作成などに時間を奪われている日々です。そのため、去年は早いときで1週間に1曲ペースで作っていた楽曲も現在は1か月に1~2曲程度となり、また新たな曲のアイデアをじっくり考える時間もないため、作りたい楽曲そのものも枯渇しつつあります。 一方、楽曲のほうはそれまでの速度優先から質優先に方針を切り替え、満足いくまでその曲に取り組み続ける方針に変更したため、去年よりも聴きごたえのある楽曲を数多く作ることができました。これまでの経験を集約し、良い形で曲に落とし込むことができた点では、自分の作曲活動は「成熟」の域に到達しつつあるのではないかと考えています。とはいえ、ここ最近は「前回よりもさらに良い曲を作らなければ」という思いがより強くなり、一度作った楽曲のアイデアも「これでは今までの自分を超えられない」といくつもボツにするなど、成熟しつつあることが逆に自分の楽曲制作を鈍らせている面も出てきていると感じています。今後も僕が自分の手で曲作りをやめることはありませんが、よりよい

Athlon 5150・Celeron G1840のベンチマークスコア紹介

とある事情で購入していた2つのCPUについて、ベンチマークスコアとWindowsエクスペリエンスインデックスの値を紹介し、簡単にレビューする。 Athlon 5150 CPU: AMD Athlon 5150 MB: MSI AM1I RAM: ADATA AD3U1333W4G9-R (DDR3 PC3-10600 4GB) HDD: 手持ちのものを使用 OS: Windows7 Home Premium 64bit DSP版 ベンチマークのスコアとしてはWindowsタブレットDG-D10IW2とほぼ同程度で、デスクトップ向けCPUとしては低い部類に入る。そもそもAthlon 5150をはじめとするシリーズは、それまで「Kabini」として知られていたSoCをソケット交換可能な方式にアレンジしたもので(このためチップセットに相当する機能もCPUパッケージ内に収められており、マザーボード上にはチップセットが存在しない)、ある程度性能が低いのは仕方ないことだが、タブレット端末と同程度のスコアということもあり、動作は全体的にもっさりしている。鉄道シミュレータ「Bve trainsim 5」を動作させてみたところ、メインPCで30fps程度で表示されるシナリオが、Athlon 5150では12fps程度しか出ない(DG-D10IW2では15fps程度)。ただ、TDPが25Wと極めて低く(高負荷時のシステム全体の消費電力が50W未満とするレビュー記事もweb上でいくつか見受けられた)、またストレージにSSDを採用することでもたつきをある程度カバーできると考えられることから、これをネットトップやOfficeでの文書作成などの比較的軽い作業で使用するのであれば、最適な選択肢といえる。 Celeron G1840 CPU: Intel Celeron G1840 MB: MSI B85I 以下、上記と同構成 こちらはいかにもデスクトップ向けデュアルコアCPUといった感じで、動作も(CPU性能を高く要求するものを除けば)滑らかである。「Bve trainsim 5」で上記と同じシナリオを動作させてみると20~25fps程度で表示されている。ただ、CPU内蔵グラフィックで出力した映像がディスプレイによって

【一口レビュー】SHURE SRH144

商品についての詳細情報は SHUREの製品情報ページ をご参照いただきたい。 デザイン ガンメタ系のブラック。各パーツはプラスティックだが、ヘアライン加工風の模様により、チープさを感じさせない。イヤーパッドの中がヴィヴィッドな黄緑でデザイン上のアクセントとなっているが、装着すると隠れてしまうため、ポップなカラーが嫌な人でも屋外で気軽に装着しやすいといえる。なお、カラーはメタリックブラック1色で、シルバー系が好みの場合は必然的に兄弟モデルのSRH145を選択することになるが、後述のとおり音質などにも違いがあるので、単純に色の好みだけで選ぶことはできない。 本体はアーム部分で折りたたみ、コンパクトに持ち運ぶことが可能。ただし、キャリングポーチは付属していないので、必要に応じて別途用意する必要がある。 装着感 オーソドックスなオンイヤー型。締め付けは普通~ややきつめだが、イヤーパッドのウレタンやクッションの入ったヘッドパッド、本体の軽さなどにより長時間の装着でも疲れにくい。とはいえ、長時間装着しているとどうしても耳が痛くなってくる(これはオンイヤー型の宿命なので仕方ない)。SHUREのほかのモデルに比べて、ヘッドパッドが柔らかく、重量も軽い。 音質 わずかに中域が強調されたバランス型。といってもごくわずかなので、おおざっぱに見ればMDR-CD900STとほぼ同じ聞こえ方といえる。SHUREのほかのヘッドフォンはドンシャリだが、SRH144はSHUREのイヤフォンのうちSE112・SE215によく似た聞こえ方だと感じた。SRH145は高域が少しスポイルされ、中域がより強調されるため、聴く音楽のジャンルによっては「安っぽい音」に感じる。 音場は自然で、前述のバランス型の音質と合わせてモニタリング用途としても最適といえる。 遮音性・音漏れ SRH144はセミオープンエア型であるため、遮音性は低い。とはいえ、一般的なオープンエア型ヘッドフォンよりは密閉性が高い。音漏れも一般的なオープンエア型に比べれば少なく、常識的な音量であれば「静かな満員電車でよく耳をすますと何か聞こえる」程度。おそらく高域を稼ぐために少しだけ背面に通気性を持たせているものと思われる。SRH145は密閉型ではあるがオンイヤー型であるため、外音遮断性

天王寺駅 環状線・大和路線ホームのメロディ変更(2015年2月24日)

今朝、Twitterで「天王寺駅の環状線・大和路線ホームのメロディが変わった」ということを見かけたフォロワーさんがいらっしゃいました。ちょうど梅田方面に用事があったので、ついでに放送の確認と、もし変わっていれば録音もすることにしました。 天王寺駅に到着し、電車がホームに入ると、聞こえてきました…… 一聴してまず感じたのは「須磨海浜公園駅の接近メロディに似ているな」ということ。 参考:須磨海浜公園駅の接近メロディ おそらく同じインストゥルメントを使用しているのだと思います。 須磨海浜公園駅の接近メロディが更新された件をお伝えした記事では、「なめらかな曲調になった一方で、軽快さが薄れてしまった」と書きましたが、その特徴がそのまま環状線の新しい接近メロディにも当てはまります。新しい接近メロディは中音域が豊かになっているため耳に音が張り付きやすく、当駅のような、メロディがひっきりなしに流れるような駅では若干しつこさを感じることがあるかもしれません。 上記の動画をアップロードした直後のフォロワーさんの反応も微妙で、「前のメロディーのほうがよかった」「チープになっている」などといった意見が見受けられました。僕個人の意見としては「嫌いではないが、もう少しなんとかならなかったのか」といったところです。須磨海浜公園駅の場合は音のチープさをなめらかな曲調でほぼカバーできていましたが、天王寺駅のそれはチープさが前面に出てしまい、それをなめらかな曲調でカバーしきれていないと感じました。とはいえ、長年使用されてきたメロディが(曲の良しあしはさておき)変更されたことで、大阪環状線のイメージが(良かれ悪かれ)変わったのは確かで、現在進められている「大阪環状線大改造プロジェクト」の一環だとすればイメージアップ(?)の手段としてありなのではないでしょうか。 さて、気になるのはこのメロディが今後ほかの駅に広まるのかどうかということです。今日確認した限りでは、天王寺 - 大阪 - 京橋間では天王寺駅以外メロディの変更はありませんでした。が、これが「大阪環状線大改造プロジェクト」の一環の場合、今後全駅に新しいメロディが採用されるものと考えられます。今日天王寺駅で確認された新しいメロディがそのまま全駅に広まるのか、あるいは改良が加えられて採用されるのか

鉄道小ネタ集(和田岬線乗車・京都駅新発車標など)

妹の大学入試を目前に控えた先日、親から「妹の受験必勝祈願で北野天満宮に参拝に行って、お守りを買ってきてほしい」との依頼を受けました。久しぶりの京都方面への旅行ということで、「なんならついでにJRの未乗路線を行けるだけ乗り通しするか」と考え、「冬の関西1デイパス」を用いて旅行してきました。 最寄り駅についたのは朝5時半。北野天満宮に行くだけならこんなに早く出発する必要はありませんが、今回は鉄道乗り通しともう一つの目的のため、これほどまでに早く駅に向かいました。 去年3月の「近畿一周ぐるり旅」のレポート記事にて、「JR長瀬駅の久宝寺方面行きのりばの発車標に謎の"回送"表示が」と書きました。この回送列車の正体を探るべく、今回5時台に駅に向かいました。 こちらが回送列車の正体です。 おおさか東線で運用されている201系の回送ですが、JR長瀬駅でいったん運転停車するというものでした。停車時間はごくわずかで、なんらかの理由で通過扱いができないため、運転停車しているものと考えられます。一度完全に止まりますので、発車標の表示は「通過」ではなく「回送」です。 この回送列車の正体が判明したところで、次の電車までもうしばらく待ちます。放出行きの始発電車は5時40分で、6時02分にも電車が来ますが、久宝寺行きの始発電車は6時20分まで来ません。幸い暖房の効いた待合室がありますので、途中通過する貨物列車を撮影しつつ、待合室で暖をとっていました。 久宝寺行きで久宝寺駅へ向かい、ここから最初の鉄道乗りつくしをします。実は大和路線のJR難波~加茂間のうち、今宮~JR難波間はまだ乗車したことがありませんでした。この機会に乗り通してしまうことに。 JR難波駅はJR西日本の駅で初めて「JR」を冠した駅で、このような命名の仕方はほかのJR各社では見られません。僕がよく利用するおおさか東線でも「JR長瀬」「JR俊徳道」「JR河内永和」と、実に3駅連続で「JR」が冠された駅が続きます。 自分が乗ってきた電車の向かいのホームに停車中の電車。221系は他の車両に先駆けてJR西日本の路線記号対応の種別幕の使用を開始しています。体質改善が行われていない車両で種別幕だけ更新されているものもありました。この「奈良方面京都行き」は木津からJ