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【VRChat】プレイヤーが特定のエリアに立った時ボイスを大きくする(オーディオオーバーライド)方法【UdonGraphで作る】

 VRクラブワールドなどを構築するにあたり、DJの告知を聞き取りやすくするために特定のプレイヤーのボイスを大きくしたい場面があると思います。今回は私のワールド「VUG Studio Tokyo」でも導入している、「特定のエリアに入った時そのプレイヤーのボイスを大きくする」方法について簡単に解説します。Udon Graphで作成できるため、コーディングの必要もなく手軽に作成できます。 マイクなどにボイスを大きくするギミックを実装するのと比較して、プレイヤーはただそのエリアに入るだけでボイスが増幅されるため、マイクをGrabし続ける必要がなく楽です。一方で、そのエリアに入っている間プレイヤーのボイスは常に増幅された状態になり、環境音やわずかな声も大きな音で拾ってしまうため、不必要なときはボイスをミュートにするか、今回解説するギミックをオンオフできる別のギミックを実装するなどして対処する必要があります。 ①ボイスを増幅したいエリアを設定する Hierarchyに適当なオブジェクトを新規作成し、Box Colliderをボイスを増幅させたいエリアに設定します。また、Is Triggerにチェックを入れます(チェック入れないとColliderの中に入れないため)。 ②Udon Graph Programを作成する ①で作成したオブジェクトのInspectorでUdon BehaviourコンポーネントをAddします。今回はUdon Graphで実装していきますので、赤枠で示しているプルダウンで「Udon Graph Program Asset」を選択してNew Programを押します。Program Sourceが作成されたら「Open Udon Graph」を押して編集画面を開きます。 ③Variablesを設定する GameObjectの変数をpublicで作成します。変数名はなんでもいいですが、ここではわかりやすさのため「voiceBoostArea」としています。 ④エリアに入った時、エリアから出た時の処理を記述する 以下、どんな処理をやっているかだけ解説します。 まず、プレイヤーがColliderの中に入ったかどうかをOnPlayerTriggerEnterで拾います。 今回重要になるのがVRCPlayerApiのSetVoiceGainとSetVoice...

2022年前半を振り返って~開拓と出会いの半年~

 早いもので2022年も半分が終わろうとしています。毎年のように言っていることですが、年月の過ぎ去り方は年々早く感じるようになるもので、特に今年に入ってからは身の回りを中心に様々な変化があり、なおさら月日が経つのが早く感じる今日この頃です。私廻音あじおは毎年6月末にその年前半を振り返る記事を投稿していますが、今回も2022年前半を振り返ってみたいと思います。 この半年間を完結に振り返るなら「開拓」と「出会い」だと思いました。大きなトピックとしてはやはりVRChat上でのDJ活動:VRDJを本格的に始めたことでしょうか。昨年10月にVRChatを始め、同月末頃から様々なVRDJイベントに顔を出すうちにVRDJというカルチャーに惹かれ、もともとリアルDJとして1年半近くやってきた経験も生かして「いつかVRDJとして自分もVRChat上でDJをしてみたい」と思うようになりました。そんな中、ご縁があり今年1月にVRDJイベントに出演させていただけることとなり、ここでVRDJデビューとなりました。あとから聞いた話として、一般にVRDJを始めたユーザーの多くは即席でDJができる練習用ワールドでフレンドの前でDJをしたり、Publicのワールドで自分のボイスからDJのMixを流したり(いわゆる「野良DJ」)して経験を積みつつ、いくつか開催されている初心者向けDJイベントに出演するなどしてステップアップしていく、という流れがあるそうですが、私はそれらをすべてスキップし、いきなり初心者向けではない、しかも当時人気急上昇中だったイベントに出演することとなりました(今となってはそのイベントはスタート直後にインスタンスフルになる大人気イベントとなっている)。なんなら「HMDをつけて、自分のDJ音声をワールド内へ配信しながらプレイする」という行為自体、そのイベント(の開始30分前の音出し)が初だったので(当時は恥ずかしながらDJ練習用ワールドを知らなかった)、我ながらなかなかデンジャラスなことをしたなぁ、と思います(笑)。 一方同じ頃、複数のVRDJイベントを回っていく中で、自分でもDJ用クラブワールドを作ってみたいと思うようになりました。当時Unityは自分のアバターのアップロード用にほんの少し触っただけ、という超初心者でしたが、販売・頒布されているアセットに頼りつつおよそ1ヶ月で...

【開封レビュー】HP Victus 16 (AMD CPUモデル)

  今回はHPのエントリークラスゲーミングノート「Victus 16」のAMD CPUモデルを購入しましたので、開封の様子とファーストインプレッションをお送りします。 購入理由としては、私廻音あじおが今後力を入れて取り組もうとしているVJ・映像制作等で必要となったからです。主にDJ・トラックメイキングで使用しているMacBook Pro(13インチ・2020年モデル)は、グラフィックがCPU内蔵のもので、DJやトラックメイキングの場面では特に不満のない性能でしたが、最近急きょVJをピンチヒッターで任された際にこのMacBook ProにResolumeを入れてオペレーションしたところ、CPU使用率がほぼ100%に張り付き、使用する映像素材によっては映像がカクついたりスムーズに映像切替ができなかったりと、明らかに性能不足を感じました。今後、主にVRChatにおいてVJにも力を入れていくことを考えたときに、VIVE Cosmosを接続して使っているVR用PCに匹敵する性能のPCが必要だと判断。とはいえ、VJの現場でユーザが多いMacBook Pro 15インチモデルは高額なため、もう少し手頃な価格のPCがないか探していたところ、以前からたびたびお世話になっているHPからコストパフォーマンスに優れたゲーミングノートが発売されていたため、購入した次第です。 それでは早速開封していきましょう! 今回購入した「Victus」シリーズは、もともと「Pavilion Gaming」ブランドとして展開されていたモデルラインで、「Pavilion」ブランドがミドルレンジをカバーするところからも分かるとおり、主にエントリーゲーミンググレードのPCをラインナップしています。HPのゲーミングPCブランドにはほかに「OMEN」がありますが、それと比較して「Victus」はPCゲームをプレイするに十分なスペックを備えつつコストを抑えられる部分は抑え、またデザインも派手すぎないものとすることで、私のようなクリエイター用途や、普段づかい用PCとしても使いやすいものとなっています。 というわけなので、PCが送られてきた外箱は無機質なダンボールで、内部の緩衝材も紙ベースの最低限のものでした。過去に「Spectre」シリーズを使用していた時期もあり、そちらは豪華な化粧箱入り(内部の緩衝材はスポンジ...

【特集】2021年を振り返って~挑戦と交流の一年~

 今年も残すところわずかとなりました。昨年から続く未曽有の事態が新しい日常となりつつある中、それでも時々襲い掛かる未知の脅威の影響もあり、例年以上に一年が早く感じた方も多いのではないでしょうか。私自身、例年は12月に入りFMラジオからクリスマスバージョンのジングルが流れ始めるとともに年末を意識し始め、大みそかが近づくにつれて徐々に気分が高揚していくところですが、特に昨年ごろからは年末が近づいてもあまり特別な感じがしなくなり、誰かとそのような話題で盛り上がって初めてクリスマスや年末を意識するようになってきています。それでも年の瀬を楽しむ心が全くなくなったわけでもなく、やはりこの時期になると、どこか心がざわつく自分がいます。 さて、私は2013年から毎年この時期に「1年を振り返って」というテーマで、その年一年を「○○と××の一年」という言葉で表現し、その年に自分に起こった出来事を様々な面から振り返る記事を投稿しています。昨年、同人活動から音楽活動に転向するとともにVtuber「廻音あじお」の活動を開始した私は、今年の目標としてそれらの活動を拡大し、自分の新たな趣味として確立することを設定しました。結果的に特に年後半にかけて活動を大きく拡大することができ、新たな趣味になったと実感しています。相変わらずの長文ではありますが、この記事をご覧になりながら皆様もこの一年に思いを馳せていただければと思います。 年全体の所感 私のこの一年を一言で振り返ると「挑戦と交流の一年」でした。前述のとおり、昨年から始めたVtuber活動や再開した音楽活動を自分の新たな趣味として確立し、それを通じた新たなコミュニティを構築するために様々なことにチャレンジした一年でした。 創作活動 昨年12月に開始したショートMix専門オンライン配信DJイベント「10 Minutes to Mix」はまずまずの滑り出しとなり、第2回以降も隔月で開催しました。毎回の出演DJにおすすめDJを聞いて、次回以降そのDJにオファーするという形で徐々に出演DJの交流を拡げていったのですが、それにより幅広いジャンル・様々なパーティーからDJをお呼びすることができ、私自身良い刺激となりました。「10 Minutes to Mix」のコンセプトとして「イベント・パーティー同士の交流の場」というものがあり、ひいては出演DJ同...

【開封レビュー】Apple Watch Series 7

今回はAppleの新しいスマートウォッチ「Watch Series 7」を購入しましたので、開封の様子と簡単なレビューをお送りします。 私は2019年4月にWatch Series 4を購入し、およそ2年半使用してきました。2年が経過しようとしていたころに買い替えを検討しましたが、iPhone XSと同様に新製品の発売と同時に購入したいと思い、発表されるのを待つことにしました。9月中旬になり、iPhone 13とともにSeries 7が発表され、のちに10月発売と発表されました。私も予約開始日に予約したのですが、予約完了するタイミングが遅かったのか、発売日当日の受け取りとはならず、また人気商品であること、近年の半導体需要の影響からか、発送予定が11月中旬ごろになるとされました。結局、10月末にWatch Series 7が手元に届きました。 それでは早速開封していきましょう!今回購入したのはSeries 7のGPSモデル、ミッドナイト、41mmケースとなります。Series 4ではiPhone XSとケース材質を統一するために、対応する通信事業者を契約していないにもかかわらずGPS+Cellularモデルを購入していました(ステンレスケースがこちらにしかなかった)が、今回併せて買い替えたiPhone 13はProでないアルミフレームであるため、Watchのほうもより安価なGPSモデル、かつアルミケースを選択することができました。 ちなみに、発表前の噂ではケースがiPhone 13と同様のフラットな側面になるとの予想が複数のメディアで伝えられていましたが、結局Series 6以前と同等のラウンドした側面で、画面サイズが大きくなったこと以外外観状の目新しさは少ない印象です。 付属のバンドはスポーツバンドを選択しました。が、私はSeries 4用に別途スポーツループバンドを購入しており、今回はバンドを流用するため、付属のバンドは使用しません。 ちなみに、Series 7はケースサイズがSeries 6までの40mm・44mmから、41mm・45mmに変更となっていますが、バンドはSeries 6までのものと互換性があります。 本体の方の箱を開けるとこんな感じ。Series 7もiPhone 13と同様資源削減への取り組みとして、Watch本体の保護部材が紙ベースのものにな...

【開封レビュー】Apple iPhone 13

今回はAppleの新しいスマートフォン「iPhone 13」を購入しましたので、開封の様子と簡単なレビューをお送りします。 私は2019年4月にiPhone XSを購入して以来、およそ2年半使用してきました。使い始めて2年となるころにそろそろ新しい機種がほしいと思っていましたが、次の機種変更はiPhoneの新シリーズ発売と同時に購入したいと思っており、例年新シリーズが発表される9月まで待っていました。そして、慣例通り9月中旬に新シリーズが発表され、iPhone 13シリーズの予約が開始されました。自分は予約の事前準備(決済の設定や配送先の入力など)を行っていましたが、予約当日に行う予約確定の操作を行うタイミングが少し遅かったのか、発売日当日の受け取りとはならず、10月上旬の受け取りとなりました。 ちなみにiPhone 13を受け取ったのとほぼ同じタイミングの10月上旬に、Apple Watch 7の予約も開始され、やはり現在使用中のWatch 4が2年半近く使用しているため、iPhone 13と同じタイミングで買い替えようと思っていました。私はこれまで機種変更による設定移行で何度も苦労してきたため、先に届くiPhone 13にはWatchと連携するApp(モバイルSuicaなど)以外を先に移行し、残りのAppはWatch 7が届いてから移行しようと思っていました。しかし、やはりこちらも予約開始時刻から大きく遅れて予約したため、到着予定が11月上旬となりました。私はiPhone 13の購入にあたり、Apple Trade InでiPhone XSを下取りに出して端末価格の割引を受けていたのですが、iPhone XSの発送期限がWatch 7の到着より前になることになったため、二度手間にはなりますがWatchに連携するAppも含めてすべて移行することにしました。しかし、実際には後述する通り移行がとても簡単で、自分の中でのある種の"儀式"というか楽しみのようなものを感じる間もなく移行できてしまいました。 それではさっそく開封していきましょう!今回購入したのはiPhone 13(miniでもProでもないモデル)のミッドナイトを選択しました。iPhone 13は6.1インチの通常サイズのほか、5.4インチの「mini」もありますが、QWERTYキーボード...