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【開封レビュー】Apple Watch Series 7

今回はAppleの新しいスマートウォッチ「Watch Series 7」を購入しましたので、開封の様子と簡単なレビューをお送りします。

私は2019年4月にWatch Series 4を購入し、およそ2年半使用してきました。2年が経過しようとしていたころに買い替えを検討しましたが、iPhone XSと同様に新製品の発売と同時に購入したいと思い、発表されるのを待つことにしました。9月中旬になり、iPhone 13とともにSeries 7が発表され、のちに10月発売と発表されました。私も予約開始日に予約したのですが、予約完了するタイミングが遅かったのか、発売日当日の受け取りとはならず、また人気商品であること、近年の半導体需要の影響からか、発送予定が11月中旬ごろになるとされました。結局、10月末にWatch Series 7が手元に届きました。

それでは早速開封していきましょう!今回購入したのはSeries 7のGPSモデル、ミッドナイト、41mmケースとなります。Series 4ではiPhone XSとケース材質を統一するために、対応する通信事業者を契約していないにもかかわらずGPS+Cellularモデルを購入していました(ステンレスケースがこちらにしかなかった)が、今回併せて買い替えたiPhone 13はProでないアルミフレームであるため、Watchのほうもより安価なGPSモデル、かつアルミケースを選択することができました。
ちなみに、発表前の噂ではケースがiPhone 13と同様のフラットな側面になるとの予想が複数のメディアで伝えられていましたが、結局Series 6以前と同等のラウンドした側面で、画面サイズが大きくなったこと以外外観状の目新しさは少ない印象です。

付属のバンドはスポーツバンドを選択しました。が、私はSeries 4用に別途スポーツループバンドを購入しており、今回はバンドを流用するため、付属のバンドは使用しません。
ちなみに、Series 7はケースサイズがSeries 6までの40mm・44mmから、41mm・45mmに変更となっていますが、バンドはSeries 6までのものと互換性があります。

本体の方の箱を開けるとこんな感じ。Series 7もiPhone 13と同様資源削減への取り組みとして、Watch本体の保護部材が紙ベースのものになっているほか、USB ACアダプタが省略されています。また、それに伴ってパッケージサイズもやや薄くなっています(そのため、Series 7が届いた際の外箱でSeries 4を通販買取に出そうとしたところ、入りきりませんでした)。

各種ドキュメント類と付属品の充電アダプタ。Series 4からの変更点としては、USB type-Cに変更されている点が挙げられるほか、

Watchにくっつける側の材質が異なります(Series 4に付属のほうはステンレス?で光沢あり、Series 7に付属のほうはアルミで光沢なし)。ケース材質の違いで材質が変えられているのか、ケーブルの仕様変更に伴って材質が変更となったのかは不明です。

続いて本体を見ていきましょう!
表面。40mm→41mmへのケースサイズ変更のため、見た目はほとんど差異がありません。ケース材質に伴う違いとして、アルミケースのほうはIon-Xガラス、ステンレスケースのほうはサファイアクリスタルガラスが採用されています。

裏面。Series 6から血中酸素濃度測定ができるようになったことに伴い、肌に触れる部分の形状が若干変更となっています。

右側面。Digital Crownの側面にあるリングの色がGPSモデルは黒色、GPS+Cellularモデルは赤色となっています。Series 4を使用していたときはこの赤色がワンポイントのアクセントになっていましたが、Series 7のほうもミッドナイトを選択したことで黒色が本体色とうまく溶け込み、なかなかクールな見た目です。


それぞれつけてみるとこんな感じ。本体サイズはほとんど同じであるため、バンドを流用していることも相まって買い替えたことを忘れるほどの違和感のなさです。唯一気づいた点としては重量がSeries 4・ステンレスケースの39.8gから32.0gになっており、明らかに軽く感じる点です。今回流用したスポーツループがApple Watchの純正バンドの中で一番軽い(Apple Store店員談)とのことで、それも相まってスマートウォッチとしてはかなり軽量で、アクティビティをする際など身軽に感じます(高級腕時計特有のずっしりした重量感が好みの場合はステンレスケースやミラネーゼループなど重量のある組み合わせで使うとよいでしょう)。

それではさっそくセットアップしていきましょう!
以前使用していたWatchから完全に移行するユーザでも、基本的には一度「新しいWatch」としてセットアップし、必要な設定を移行することになります。私はApple WatchでSuicaを使用しており、残高やオートチャージ設定もあるため、移行に懸念がありましたが、iPhoneのWatch AppからWatch上のSuicaを削除する操作をすると、Suicaの情報がサーバ上に退避されます。次に新しいWatchでWalletの追加操作をすると退避したSuicaを追加するか聞かれるので、これで追加すると新しいWatchにSuicaを追加(移行)することができます。オートチャージの設定なども(情報をiPhone側で持っている?のもあってか)そのまま移行され、これまで通り使用することができました。私はほかにFellicaなどを使用するAppを持っていないこともあり、電源を入れてから1時間程度で移行が完了できました。iPhoneの移行も思ったよりスムーズにできましたが、Watchも同じくスムーズに移行できました。

文字盤はWatch 4で使用していたシンプルな文字盤をそのまま使用しています。画面占有率がさらに高く、大画面になったWatch 7向けの文字盤もありますが、毎日頻繁に確認するものであり、一応自分が最も使いやすいようアイコンの配置や色味をカスタマイズしているので、画面サイズ拡大の恩恵はあまり受けませんがこの文字盤を引き続き使用することにしました。
文字盤でこそ画面サイズ拡大は感じにくいですが、通知などほかのUIにおいては画面サイズが大きくなったのを感じる場面がいくつもあります。
使いやすさの面で一番違いを感じたのはPIN入力画面でしょうか。Watch 4ではテンキーが小さく感じ、爪で押すような感じで指の先端の皮膚の部分でチョンチョンと入力する印象でしたが、Watch 7に移行して明らかにテンキーサイズが大きくなったと感じ、指の腹でしっかり余裕を持って入力することができるようになりました。

個人的に興味深いというか、搭載されていて安心だと思うのは血中酸素濃度測定機能ですかね(Watch 6以降に搭載)。昨今の情勢から血中酸素濃度測定器に対する関心が高まり、専用機器についてはいまも高い需要があると聞いています。私はこれまでのところそのような感染症には感染しておらず、ワクチンもすでに2回接種を済ませていることから、必要になる機会はほとんどないとは思いますが、とはいえ何が起こるかわからないのが世の常ですから、搭載されているに越したことはないですし、日常的に装着する端末でそれを測定できるのは心強いです。
血中酸素濃度はWatchを装着中定期的に測定されデータが蓄積されるほか、ユーザの操作によりすぐ測定・結果表示することもできます。自分はこれまでのところ98%前後で推移しており、特に異常はないようです。
このほか、心電図測定機能・心拍数測定も引き続き搭載されており、自分自身で健康管理を簡単に行うことができます。

というわけで、Apple Watch Series 7の開封レビューをお送りしました。
欲を言えば、噂にも聞いていた平坦な側面を採用してiPhone13とデザイン的に統一できれば、と思っていたのですが、そこは次のモデルに期待しましょう!これでスマートデバイスは買い替えが完了したので、また2年お世話になっていきたいと思います。ただ、Watchのほうは3回払いになっているので、もし来年のSeries 8?で平坦な側面のモデルが採用されたら、今回購入したSeries 7を下取りに出して購入しようかな、とも考えていたりw

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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