早いもので2022年も半分が終わろうとしています。毎年のように言っていることですが、年月の過ぎ去り方は年々早く感じるようになるもので、特に今年に入ってからは身の回りを中心に様々な変化があり、なおさら月日が経つのが早く感じる今日この頃です。私廻音あじおは毎年6月末にその年前半を振り返る記事を投稿していますが、今回も2022年前半を振り返ってみたいと思います。
この半年間を完結に振り返るなら「開拓」と「出会い」だと思いました。大きなトピックとしてはやはりVRChat上でのDJ活動:VRDJを本格的に始めたことでしょうか。昨年10月にVRChatを始め、同月末頃から様々なVRDJイベントに顔を出すうちにVRDJというカルチャーに惹かれ、もともとリアルDJとして1年半近くやってきた経験も生かして「いつかVRDJとして自分もVRChat上でDJをしてみたい」と思うようになりました。そんな中、ご縁があり今年1月にVRDJイベントに出演させていただけることとなり、ここでVRDJデビューとなりました。あとから聞いた話として、一般にVRDJを始めたユーザーの多くは即席でDJができる練習用ワールドでフレンドの前でDJをしたり、Publicのワールドで自分のボイスからDJのMixを流したり(いわゆる「野良DJ」)して経験を積みつつ、いくつか開催されている初心者向けDJイベントに出演するなどしてステップアップしていく、という流れがあるそうですが、私はそれらをすべてスキップし、いきなり初心者向けではない、しかも当時人気急上昇中だったイベントに出演することとなりました(今となってはそのイベントはスタート直後にインスタンスフルになる大人気イベントとなっている)。なんなら「HMDをつけて、自分のDJ音声をワールド内へ配信しながらプレイする」という行為自体、そのイベント(の開始30分前の音出し)が初だったので(当時は恥ずかしながらDJ練習用ワールドを知らなかった)、我ながらなかなかデンジャラスなことをしたなぁ、と思います(笑)。
一方同じ頃、複数のVRDJイベントを回っていく中で、自分でもDJ用クラブワールドを作ってみたいと思うようになりました。当時Unityは自分のアバターのアップロード用にほんの少し触っただけ、という超初心者でしたが、販売・頒布されているアセットに頼りつつおよそ1ヶ月でワールドを完成させ、2月にはそのワールドで初めての主宰イベントも開催しました。ワールドは現在も大小様々なアップデートを続けており、最初期のバージョンと比較すると壁と床と天井以外ほとんど全部変わってしまいました(笑)。最近はアップデートもだいぶ落ち着いてきたので、以前から作ってみたいと思っていた「即席DJ練習用としても、雑談用としても使えるラウンジワールド」の制作に取り掛かっていきたいですね。
このほか、3月末からは新しい主宰VRDJイベント「Channel CUEration」を2週に1回の定期イベントとして開始しました。私自身、昨年まで主宰配信DJイベント「10 Minutes to Mix」をやっていましたが、こちらは2ヶ月に1回の開催でした。VRDJイベントを多く知るようになってから、もちろん隔月・毎月開催のイベントもいくつかあるものの、それ以上に隔週・毎週開催のイベントが多いことを知りました。高頻度イベントは1回あたりの出演者数が2~3名、イベント開催時間も2~3時間程度に設定されているものが多く、気軽に参加できる点が魅力に感じました。様々なVRDJイベントに参加する中で、自分もVRChatでもDJイベントを主宰してみたいと思い、「10 Minutes to Mix」で培った経験をもとにイベントを企画し、これまでに7回開催することができました。イベント開始当初は今よりもずっとフレンド数が少なく、お声がけするベースを作るために自分から様々なイベントに参加し、いろんなDJと知り合うところからのスタートでしたが、今ではありがたいことにフレンドの方から「ぜひ出演したい」と逆オファーが来るときもあるなど、VRDJイベントの一つとしていいスタートを切れているのかな、と思います。
VRChatという新しいフィールドで新たな「出会い」をしながら、ワールド制作・イベント主宰など、ここでできる新しいことを「開拓」していった半年間でした。
そのほかのトピックとしては今年1月に引っ越しをしたことが挙げられます。もともと一つの部屋に長く住み続けるつもりはなく、部屋の2回目の更新時(2年契約であれば4年目)に更新をせず、次の部屋に引っ越す、という暮らし方をするつもりでした。しかし、夏場にエアコンから水が漏れる事象をはじめ、多くの悩みがあり日々フラストレーションがたまっていきました。そして、ついに12月のあるタイミングで我慢の限界を突破。昨年1月に1回目の更新をしており、契約期間の途中でしたが、特に違約金も発生しないこと、ちょうどボーナスが入ったタイミングだったこと、たまたま仕事に余裕があったこと、そして後述の通りVRで遊ぶのに適した空間に部屋ごと模様替えしたいと思ったことから引っ越しを決断。不動産屋への最初の相談から1週間で内見・契約をすべて済ませ、1月の引っ越し完了までわずか1ヶ月というスピード移行でした。新居:いま住んでいる部屋は前の部屋から数百mしか離れていないので、新居の入居日の1週間後に旧居の退居日を設定し、平日は仕事終わりにキャリーカートを引きながら小物類を新居に移行(実は前述のVRDJデビュー戦となるイベントはこの移行期間中に開催されたもので、新居に最低限DJができる環境を仮設してプレイしましたw)。退居日前日には友人に手伝ってもらい、トラックを借りて冷蔵庫や洗濯機などの大型家電を一気に移行し、無事引っ越しを完了。新しい部屋は、間取り図上は前の部屋より狭くなっているのですが、引っ越しのタイミングに合わせてベッドをロフトベッドに買い替えたのもあり、むしろ部屋のスペースは以前より広く使えています。VRChatをするためにHMDをつけた際も、以前は部屋があまりに狭く、手を少し動かすだけでどこかにぶつけてしまうような状態でしたが、今は左右と後ろに十分な空間があり(前はDJ機材やPCがある)、DJをしながら手を大きく動かすことができるなど、のびのびと遊ぶことができています。およそ半年住んでみて、今のところこれといった不満点はない(少なくとも以前の部屋よりはまし)ので、引っ越しして良かったと思います。単純に住みやすいというのと、前の部屋を予定より1年早く出たこともあるので、いまの部屋は3回目の更新(=6年目)まで住もうかな、などと考えたりw
というわけで、今年上半期を振り返ってみました。昨年は、それこそ9月にVIVE Cosmos購入、10月にVRChat登録など、今の活動につながる大きな変化があったため、今年も下半期にまた何か大きな変化があるのではないか、とわくわくしている自分がいます。これからも人との交流を大切にしながら、常に開拓と挑戦の心をもって、一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。