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【開封レビュー】Apple MacBook Air(2022年M2チップ搭載モデル)

今回はAppleのノートPC「MacBook Air(2022年M2チップ搭載モデル)」を購入しましたので、開封の様子とファーストインプレッションをお送りします。

私はApple製品についてはおおよそ2年周期で買い換え、古い機種は下取りや買い取りに出す形で使っていますが、MacBookだけは例外にしようと考えていました。その理由として、CubaseやNexus 3、VOCALOIDなどライセンス製品が多くインストールされているため、iPhoneやWatchなどと同じ2年周期の買い替えだとそれらのライセンスの移行が多数発生し、iPhoneなどと同様の手軽な移行は難しいと考えたからです。実際にこれまで使用してきたMacBook Proは最大5年程度使うことを想定して性能にも比較的余裕のあるモデルを選択していました。また、同様の理由で2021年にM1 Pro搭載MacBook Proが発売された際も(後述する通りAppleシリコンの性能に不安があったこともあり)特に注目はしていませんでした。

しかし、M2 MacBook Airの発表で私の心は大きく動かされました。

私が所有しているiPhone 13・Apple Watch 7と同じミッドナイトカラーがあるではありませんか!M2チップについても性能面の不安はありましたが、ちょうどMacBook Proの分割払いが完了したタイミングとも重なり、購入を決意。RAM・SSDの容量はそれぞれ今まで使ってきたMacBook Proと同じ16GB・512GBにカスタマイズしたのですが、昨今の円安等の影響もあり、2年前にMacBook Proを購入したときより高額になってしまいました(笑)。ただ、MacBook Proは買い取りに出して手放すので、実質的な価格としては一応安くなっています…


それでは早速開封していきましょう!

まずは付属品から。Appleのロゴステッカーは本体カラーに合わせてミッドナイトのものが封入されていました。

M2 MacBook Airの大きな特徴の一つとして、電源供給用のMagSafeコネクタが復活したことが挙げられます。これに伴い、付属の電源ケーブルも従来の両端がUSB-Cとなっているタイプから片側USB-C・片側MagSafeのタイプとなりました。コネクタとケーブルは本体カラーに合わせられており、ミッドナイトのものが同梱されています。ちなみにUSB-Cコネクタは付属のUSB ACアダプタに指したときの一体感を考慮し、全カラー共通で白色となっています。

なお、私は電源MagSafeケーブル・ACアダプタともに使用しません(笑)。その理由として、これまで使ってきたMacBook ProにおいてUSB-Cを用いた充電・機能拡張の環境を構築しており、今回それを流用することにしたためです。充電はこれまで通りUSB-Cポートからもできますし、自宅にはドッキングステーションとUSB-Cケーブル1本つなぐだけで充電しつつディスプレイ出力・有線LAN・SDカードスロットなどの機能を拡張してデスクトップPCとして使用する環境がありますので、わざわざMagSafeに乗り換える理由がないんですよね… ケーブルとACアダプタいらないからもう少し安くならないかなぁ 


ここからは本体の紹介!せっかくなのでこれまで使ってきたMacBook Proと並べていろいろ撮影してみようと思います。

まずは天面(MacBook Proのほうにはステッカーをいろいろ貼っていますが、このあと大半のステッカーをM2 MacBook Airのほうに移行しました)。MacBook Proは端のほうが若干湾曲していますが、M2 MacBook Airのほうはフラットな天面です。フットプリントはMacBook Proのほうが304.1x212.4mmに対し、M2 MacBook Airのほうは304.1x215.0mmと、短辺の長さが2.6mmだけ大きいです。よほどタイトなバッグ・ケースでない限りは持ち運び用のバッグ・ケースも流用できるものが多いのではないでしょうか(私もMacBook Proと一緒に購入したキャリングバッグをそのまま流用しています)。


左側面。MagSafeコネクタとUSB-Cポートが2つ。


右側面。ヘッドセット端子のみがあります。今まで使っていたMacBook Proには右側面にもUSB-Cポートが2つありましたが、M2 MacBook Airにはありません。幸い私の使用環境では左側にしかUSB-Cポートがないことでケーブル類の取り回しに困ることはありませんでしたが、USB-Cポートをよく使用する人はこの点を購入前に確認する必要がありそうです。


底面。こちらもMacBook Proのほうは湾曲していますが、M2 MacBook Airのほうはフラットです。また、ゴム足の形状も変更となっています。そして、MacBook Proのほうは左右に給気口、ヒンジ側に排気口が開いていますが、M2 MacBook Airは後述するとおりファンレスのため、給排気のためのスリットはありません(一応ヒンジ側に通気口と思しきわずかなスリットが開いている)。


カバーを開けるとこんな感じ。ディスプレイサイズがMacBook Proの13.3インチから13.6インチに拡大しました。解像度はMacBook Proの2560x1600に対して、2560x1664とわずかに縦方向に拡大しています。


また、昨今のノートPC・ディスプレイのトレンドを取り入れる形でベゼル部分がより狭くなっています。MacBook Proのベゼル幅も野暮ったさは感じず、これはこれでいいものでしたが、こうやって並べておいてみると「やっぱベゼル太いな…」と思ってしまいます。なお、Windowsノートの中には超狭額縁ディスプレイ向け小型カメラユニット(中にはWindows Hello対応のものも)を搭載し、4辺ともベゼル幅が非常に狭い機種もあったりしますが、M2 MacBook Airに関してはカメラユニットの小型化はならなかったようで、その結果カメラ部分がディスプレイ側に飛び出た、いわゆるノッチ付きディスプレイとなっています。加えて、上部2辺についてはディスプレイの角が丸くなっており、ほかのノートPCとは一線を画す独特の仕様となっています。ただしこれらの部分は基本的にタスクバーの領域にあたるため、全画面表示かつ画面いっぱいにコンテンツが表示された場合などを除いてコンテンツが見切れる心配はなさそうです(動画を全画面で視聴する際も、ブラウザやアプリによってはこの領域を避けるように表示してくれるので、ほとんど気になりません)。


続いてキーボードとトラックパッド。今回も英語配列を選択しました。

キーボードでの大きな変化といえば、フルハイトのファンクションキーが搭載されている点でしょうか。これまで使ってきたMacBook ProにはTouch Barが搭載されており、アプリによってはこの領域に機能を割り当てていたり、音量ボタンなどのホットキーについてもお好みの機能を任意の順序で並べることができるなど、カスタマイズ性に富んだものでしたが、M1 Proモデル発売のタイミングでTouch Barが廃止となりフルハイトのファンクションキーが搭載されました(物理キー搭載という点では従来の構造に戻ったと言えるが、従来はハーフハイトだったのに対し、今回は文字キーと同じ縦幅となっている)。MacBook Airは以前から物理ファンクションキーを搭載していましたが、M2モデルとなったタイミングでM1 Pro MacBook Proと同じフルハイトキー採用となりました。キーの並びを自由にカスタマイズできなくなったのは残念ですが、とはいえこれまで使っていたMacBook Proでもデフォルトの設定からわずかにいじっただけで、以降はほとんど配列をカスタムせずに使っていたので、すぐに慣れると思います。

このほか、英語配列のみの変化として、Fnキーを単押しするとIMEを切り替えることができるようになっています。日本語配列ではスペースキーの左右の「英数」「かな」キーによって切り替えることができますが、英語配列ではこれがなく、Control+Spaceの同時押しを必要としていました。そのため、私はTouch Barの一番右端に入力ソースの切り替えキーを割り当て、英数とかなをワンタッチで切り替えられるようにしていました。M2 MacBook Airとなり、Touch Bar非搭載となったことで、Control+Spaceの同時押しで切り替えないといけないか〜と思っていたところ、fnキー単押しで入力ソースが切り替えられることを知り、従来と同等の利便性が維持されることとなりました(とはいえ、ドッキングステーションに接続してデスクトップPCとして使用する際はBluetoothキーボードを接続しており、そちらには同様の機能がないので結局Control+Spaceを押す機会はかなりありますがw)

トラックパッドはこれまでのモデルとほぼ同等の大きさのものが搭載されており、複数指ジェスチャも扱いやすいです。これまで使用してきたMacBook Proと比べて使い始めてすぐ気づいた変化点としては、感圧タッチの触覚フィードバックがやや強くなったことと「パキッパキッ」という効果音が鳴らなくなったことが挙げられます。私は過去に12インチMacBookを使用していた時期があり、そのときは触覚フィードバックの効果音はオフにできたのですが、MacBook Proではなぜかその音をオフにすることができず、耳障りとまではいかないにしろ好みではありませんでした。M2 MacBook Airでは効果音が鳴らないようになっており(触覚フィードバックの「コツッコツッ」という動作音がわずかに聞こえるだけ)、予想外ながら買い替えてよかったポイントの一つとなりました。

このほか、従来のモデル(Pro・Airとも)ではキーボードの左右にスピーカーのメッシュ穴が開いていましたが、M2 MacBook Airではそれがなく、キーボード・ヒンジ付近から音が出ます。キーボード入力時などにスピーカーのメッシュ穴のところに指を置くとかなり敏感に音質が変化していたため、スピーカーの移設は大いに評価できます。音質的にも特に問題ありません。


重量は1.24kgと、これまで使用してきたMacBook Proの1.4kgや、M1 Pro MacBook Pro(14インチモデル)の1.6kgに比べれば軽いですが、最近は1kgを切る13インチクラスのノートPCもあるので、飛び抜けて軽いわけではありません。実際に手に持ってみてもMacBook Proから劇的に軽くなった感じはしませんが、カバーを開いているときに持ち上げた際など、本体が薄くなったことも相まって「少し軽くなったような気がする?」と感じる場面はあります。



それではここからは性能について見ていきましょう!計測にはいつもの「CINEBENCCH R23」を使用します。

CPUにはApple M2が搭載されています。8コアCPU・16コアNewral EngineはMacBook Air全モデル共通で、GPUコア数のみ8コアか10コアを選択できます。私はMacBook Airをこれまでと同様DJ・DTM用途で使用する予定で、GPUパワーは必要としないため、8コアモデルを選択しました。

スコアは7542で、これまで使用してきたMacBook Proに搭載されていたIntel Core i5 1038NG7の5103よりも大幅に高く、サンプルスコア上はデスクトップ向けCPUであるAMD Ryzen 5 2600Xよりも高い数値となっています。後述する熱の問題もあり最終スコアはこのようになっていますが、ベンチマーク開始1〜2分ほどは瞬間的に8000点台を叩き出すこともあり、"ベンチマーク上は"非常に性能が高いことが読み取れました。

しかしながら、私はこのベンチマークスコアをあてにしていませんでした。その理由として「Rosetta 2」の存在があります。Rosetta 2は従来のIntel CPU向けのアプリケーションをAppleシリコン搭載Macでも動作できるようにするためのソフトウェアで、私が主に使用するCubaseやrekordboxはAppleシリコンにネイティブ対応していないため、Rosetta 2が介入する形となります。いわばエミュレータのようなものが間に挟まるわけですから、エミュレートに少なからずリソースが割かれ、実際のベンチマークほどの性能は出ないと考えていました(CINEBENCH R23はApple M1搭載Macの発売と同時期にリリースされたのでおそらくAppleシリコンにネイティブ対応していると思われ、Rosetta 2が介入した場合の性能の計測はできていないと考えていた)。このことからM1 Pro MacBook Pro発売時も「いくらM1 Pro・M1 Maxとはいえ、さすがにIntel CPUにはかなわないだろう」と思い、特にチェックはしていませんでした。今回のM2 MacBook Airについても同様で、多少の性能低下は覚悟していました(あまりにもひどいようなら返品することも考えていた)。

しかし、結論からいえばこれらの心配は全くもって杞憂でした。特によく使用するCubase・rekordboxにおいては少なくともこれまで使用してきたMacBook Proと同等の使用感で、例えば波形表示がカクついたり、多くのインストゥルメントを使用したときにラグが発生したり、といったようなことは一切ありませんでした。CPU使用率をモニタリングしてみても特にこれまでよりCPU使用率が跳ね上がっているような感じもなく、CPU性能面での懸念事項は全くありませんでした。


TDPについては非公表となっていますが、先代のApple M1でもMacBook AirやiPad Proなどファンレスで動作するモデルがいくつかあり、M2 MacBook Airについてもファンレスとなっています。カフェなど静かな場所でもファンの騒音を気にすることなく作業することができます。ただし、ファンありのモデルと比べてどうしても熱が逃げにくく、高負荷状態が長時間続くと本体全体がかなり熱を持ちます。前述のベンチマークについても計測開始直後はかなり高いスコアを出していましたが、後半になるにつれてサーマルスロットリングによる性能低下が発生し、最終スコアはやや低いものとなりました。とはいえ、ネットサーフィンや動画視聴のみならず前述のrekordboxやCubaseの使用時であっても発熱は穏やかで、ファンレスであることも相まって非常に快適に使えると思います。どうしても熱が気になるのであれば、底面に冷却パッドや冷却ファンを設置するか、13インチM2 MacBook Proなどファンありのモデルを購入するとよいでしょう。


バッテリーの持続時間については「最大15時間のワイヤレスインターネット」とありますが、購入直後ということもあってかこれまで使用してきたMacBook Proと比べて明らかにバッテリーの持ちがいい印象です。MacBook Proだと30分の動画1本視聴するだけでバッテリーが10%以上減少し、スリープしているだけでもバッテリーがゴリゴリ減っていくので、外への持ち運びにはACアダプタが必需品でしたが、MacBook Airはそれに比べればバッテリーの減りは明らかにゆっくりです。特に目を見張ったのがDJプレイ時のバッテリーの持ちです。CDJなどの現場機材に接続して使用する際、これまで使用してきたMacBook Proは1プレイ:おおよそ45〜50分でバッテリーが40〜50%程度消費するため、不測の事態に備えてACアダプタを常時接続してプレイしていましたが、先日友人の機材を借りて現場さながらの環境でテストしたところ、2時間以上プレイしたにもかかわらず、20%程度しかバッテリーを消費していませんでした。詳細な検証は今後も続けていくことになりますが、いずれにしてもApple M2の恩恵といえ、今後ACアダプタを必要とする場面がさらに少なくなるなどM2 MacBook Airの大きな特徴と言えるでしょう。


というわけで、簡単ではありますがM2 MacBook Airの開封レビューをお送りしました。想定よりも短い2年での買い替え、かつPro→Airへの乗り換えとなりましたが、性能的には必要十分で、ベンチマーク計測結果からも仮にこれを再び5年以上使っていくと決めたとしても十分戦えるモデルであることがわかり、その点でも良い買い物ができたと感じています。そういえば昨年はiPhoneをXS→(Proでない)13に乗り換え、今回MacBookをPro→Airに乗り換えましたが、来年は現在使用しているM1 iPad Proが購入から2年となりますので、そのタイミングでやはりPro→Airもしくはminiに乗り換えようかな、などと考えていたり(笑)。


最後までご覧頂きまして、ありがとうございました。

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