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【開封レビュー】Anker Nebula Capsule II

 

今回はAnkerがNebulaブランドで販売しているモバイルプロジェクタ「Capsule II」を購入しましたので開封の様子と簡単にレビューをお送りします。

以前からいわゆる「寝PC」用にプロジェクタが欲しいと思っていましたが、安いものでも数万円台のものが大半で、Nebulaのモバイルプロジェクタは時々Amazonのセールで安くなる時があったとはいえ、持ち合わせの都合上購入の機会を逃し続けてきました。しかし、今回ついに購入することができました!2019年発売モデルなので今更感はありますが、自分の記録用も兼ねてお送りします。


それではさっそく開封していきましょう!

まずはクイックスタートガイド・保証規定・リモコン。リモコンは赤外線タイプで、基本的にプロジェクタ本体に向けて操作しますが、Bluetoothデバイスとしても認識させることが可能で、この場合電源・入力切り替え・音量など一部の操作を除いてリモコンをわざわざ本体に向けなくても操作することができます。


リモコン用電池(単4×2本)・USB ACアダプタ・USB type-Cケーブル。


続いて本体の紹介です!

まずは投影部側。投影用レンズの左隣にあるのはオートフォーカス用カメラです。Nebulaシリーズの大半のモデルはオートフォーカス・台形自動補正対応で、プロジェクタを設置して壁に投影するだけで面倒な設定なしに最適なフォーカス・角度に調整してくれます。

また、全体がメッシュになっており、スピーカーも搭載されています。吸気口もあります。


つづいて背面側。上部に排気口があります。その下に赤外線受光部、プロジェクタモード・Bluetoothスピーカーモード切り替えボタン・電源ボタンがあります。下部には各種端子があり、オーディオ出力(3.5mm)・フルサイズHDMI入力・USB type-A・USB type-C(給電用)があります。USB type-Aポートはメディアファイルを入れたUSBメモリなどを接続すると再生できるほか、対応するポータブルDVDドライブを接続するとDVDプレーヤーとしても使用できます。


天面。上下左右ボタン・決定ボタン・戻るボタン・音量ボタン(いずれもタッチ式)が設置されており、リモコンと同様の動作を本体でもできます。


底面には三脚穴が設置されており、三脚などに固定することでより自由な配置で設置することができます。ただし本体が重たい(740g)ため、コンデジ用三脚のような小さなものだと安定しません。


それでは早速電源を入れていきましょう!

Nebula Capsule IIにはAndroid TVが搭載されており、電源を入れるとセットアップ画面になります。本体だけでもセットアップを行うことができますが、Android端末を持っている場合はGoogleアプリから操作することでより簡単にセットアップができます。私としたことがセットアップ中の画面を撮影し忘れてしまいました……

画面は付属のリモコンで操作できるほか、Android・iOS対応のコンパニオンアプリ「Nebula Connect」を使うことで、スマートフォンなどをリモコンとして操作することができます。付属のリモコンは上下左右ボタンをカチカチ押して項目を選択しますが、Nebula Connect経由で操作するとスマートフォンの画面を上下左右にドラッグすることでまるでApple TVのリモコンを操作するように高速で項目を選択することができます。また、タッチパッドのように操作することもでき、この場合Android TVの画面上にポインタが表示されます。Android TVが搭載されているということで、Googleアシスタントによる操作が可能なほか、キャストにも対応しており、スマートフォンなどで再生していたメディアをNebula Capsule IIにキャストすれば大画面で楽しむことができます。


ちなみに自分は寝PCとして使用するにあたり、このように投影しましたwちょうど天井が白く滑らかで、室内灯の位置も離れていたため、以前から「寝PCするならここにプロジェクタで投影したい!」と思っていました。それがついに念願叶ったわけですが……確実に人間をダメにする投影方法ですね(爆)ためしに画面サイズを計測してみたところ、およそ60V型相当で投影できていました。実家のテレビがたしか40V型だったので、それよりも大きな画面サイズを手軽に実現できるのはプロジェクタのいいところですね。

あと、これは個人的な感想なのですが、私はかなりの近眼で、このような形式で投影した場合、裸眼だと小さな文字が読めないということに気づきました(笑)。全画面表示であれば動画程度ならなんとか読めるのでとりあえず大丈夫そうですが、もう少し目が悪ければベッドに寝転がりながらわざわざメガネをかけて映像を見るというよくわからない構図になりかねない……

投影素子は解像度1280x720に対応していますが、HDMIの入力としてはFullHD相当まで対応していました。寝PC用に接続している「VersaPro タイプVS(2020年1月モデル)」の環境要因なのかもしれませんが、一応入力自体は高解像度まで対応できるようでした。まぁFullHDで入力したところで投影されるのはHD解像度にダウンスケーリングされたものですし、そもそも解像度上げたところで自分が近眼なので画面の文字が小さくて読めないというw

※上記で挙げた「VersaPro タイプVS(2020年1月モデル)」は以前セールで3万円を切る価格で購入したものです。本ブログでレビューを投稿していますので、合わせてご覧ください!

また、Nebula Capsule II最大の特徴といっても良いのがスピーカーです。このサイズにしてはめちゃくちゃ音質いいです。重低音がこれでもかというほどよく効きます。一応外部音声出力にも対応していますが、その必要性を全く感じないぐらい、スピーカーの出来が良いと感じました。私はSoundcoreブランドのBluetoothスピーカー「Soundcore Mini」を持っており、こちらもコンパクトなボディの割に低音がしっかり出るので、その技術がNebulaにも搭載されているのだと思います。Nebula Capsule IIはBluetoothスピーカーとしても使用できるため、幅広い用途に使えそうです。


というわけで、簡単ではありますが、Nebula Capsule IIの開封レビューをお送りしました。夜のひとときに大いに活躍してくれると期待しています。まぁ、寝る前にこのような明るい映像を見ると睡眠に影響があるという話はいったん聞かなかったことに……

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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