スキップしてメイン コンテンツに移動

2019年の創作活動方針

このほど、2019年の創作活動の方針を以下のように決定しました。

テーマ「変わらずに、変わる」

昨年の創作活動方針として立てていた「続けるための選択」はほぼ達成できました。具体的には、社会人となる今年以降も無理なく創作活動を続けていけるよう、作る作品の種類やそれにかける時間、スケジューリングなどを全面的に見直しました。一方、一日数時間で描けるようなイラストについてはできるだけ毎日継続するよう努力し、結果的に昨年は非常に多くのイラストを描くことができ、スキルも大きく向上したと感じています。即売会についても夏冬のコミケのほか2年ぶりにこみっく☆トレジャーにも出展し、より積極的に作品を発信できたのではないかと思っています。 今年は、昨年見直した活動方針の成果が試される一年です。社会人となってからも引き続きパワフルに創作活動に取り組んでいく上で今年は大事な一年になると思っています。まずは今年一年、これまで通り創作活動を続けられるよう、昨年見直した活動方針をベースに変にストイックになりすぎず、これまでと変わらず無理のない活動としていきたいと思います。そして、今年の活動結果をもとにして来年以降さらに創作活動に力を入れていくかどうかを検討していきたいと思います。 もちろん、去年と全く同じ活動ではモチベーションもなかなか続かないと思います。私は3月に東京へ引っ越すため(入社は4月だが、一足早く3月に引越しを済ませてしまう)、東京という良い立地を最大限活用して、創作活動の充実につなげていきたいと思います。具体的には、小規模なオンリーイベントの多くは東京で開催されることが多く、これまでは参加したいジャンルにも関わらず費用・スケジュール面で参加することができないでいたため、これらのイベントにも積極的に参加し、それに向けた作品作りをしていくほか、イベントで知り合った人や作品を通じて自分の知見をさらに広げ、よりよいイラストやまんがにつなげていければと思います。

オリジナル作品について

昨年見直した創作活動方針の影響で、昨年はオリジナル作品をあまり制作することができませんでした。その理由として、そのクールに放送されているアニメのファンアートや、自分が好きな作品の二次創作を大量に描いた結果、オリジナル作品にまで手が回らなかったことがあります(時にはファンアートや二次創作すら手が回りきらず、クールが終了するまでにその作品のファンアートを描ききれないこともありましたw)。 そこで今年は、描きたいオリジナル作品はファンアートや二次創作と同じお題箱(他の人からテーマを募集しているものではなく、自分で作成しているらくがきのテーマリスト)に組み込み、順番に消化していく形式としたいと思います。場合によっては、負担が少ない時にオリジナル作品とファンアートを並行して作るなど、去年同様多くのイラストを作成しつつ、オリジナル作品もより多く発信していきたいです。先日、ようやっと描き上がったオリジナルまんがを投稿したところ、意外にも多くの方から反応していただきました。これをモチベーションに、イラストのみならずストーリー面でもインパクトのある作品を作っていければと思います。

小説・音楽などについて

これまで細々と取り組んできた小説と音楽についてですが、現在の私の創作活動の中心がイラスト・まんが制作であることから、去年と同様細々と続ける形式とします。ただし、音楽については昨年12月にiPad Proを購入し、GarageBandやKORG Gadgetを用いて手軽に作曲できる環境が手元に来たことから、今年以降少しずつ力を入れていきたいと思います。イラストは通勤の途中や昼休みなどに描くことは難しいですが、タッチパネルを用いてゲーム感覚で打ち込みができる音楽であれば、通勤の時間や昼休みのちょっとした娯楽としてやってみるのもいいかもしれません。さすがに作曲活動全盛期だった2014年ごろのような曲は作れないと思いますが、だからこそ一から打ち込み音楽に取り組むつもりでやってみたいです。

即売会への出展について

即売会については昨年と同様、夏冬のコミケへの出展を考えています。すでに夏コミ(C96)の申し込みは済ませており、あとは6月ごろの当落発表を待つだけです。4月からの社会人生活がどうなるか読めない中での申し込みには不安もありますが、コミケは自分の創作活動の中で重要なイベントであり、それを新生活が予想できないからという理由で申し込みしないのは自分の心が許しませんでした。出られるか出られないかではなく、あくまで出展ありきで仕事のスケジュール調整、原稿の制作スケジュールの調整、日々の体調管理など、すべて完璧に行うところまでを含めて社会人同人クリエイターだと私は考えています。まずはC96への出展に向けて取り組み、そこで得られたノウハウを生かして次回以降の即売会のスケジューリングを考えていきたいと思います。 また、前述したとおり、今年はコミケ以外の即売会にも積極的に参加していきたいと考えています。特に秋頃に開催されるきららオンリーの即売会は、去年参加したいと思ったものの交通費を出す余裕がなく、結局出展できなかったので(ただし、出展する友人の同人誌にゲストで寄稿したため、誌面だけでは参加した)、今年はなんとしても出展したいです。そのほかにも興味のあるイベントがあればいろいろ参加してみたいです。どの即売会に出展するかについては、決まり次第TwitterやSWingXホームページ、当ブログ上でお知らせしていきます。

今年2019年の創作活動方針は以上の通りです。本記事執筆時点では社会人になるまであと約1ヶ月というタイミングで、いよいよ新生活が目前に迫ってきました。環境も大きく変化するとは思いますが、創作活動を充実させ、無理のない範囲で楽しむという気持ちを忘れずに、これからも引き続き頑張っていきたいと思います。

今後とも、ヘスの創作活動をよろしくお願いいたします。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

このブログの人気の投稿

【初心者VRDJ向け】とりあえず何すればいい?DJ練習できる場所ってあるの?【VRChat】

ここ最近、VRDJが急激に増加したなぁ、と実感しています。 かくいう私もDJキャリア自体は2020年7月にスタートしたものの、VRDJとしてのデビューは今年1月なので、「急激に増加した」うちの一人にカウントされると思います。 さて、あなたはVRChatでいくつかのDJイベントに参加し、そのプレイに魅了され、「自分もDJをやってみたい…!」と思ったとします。まずは機材の購入!ということで、勢いでDDJ-400あたりを購入することでしょう(※)。 「…で、機材買ったはいいけど、結局何をすればVRDJデビューできるんだ?」 そういえばVRDJのキャリアの始め方について解説した記事ってそんなにないよなぁ(あっても情報が古いよなぁ)、と思ったので、これまで私がVRDJをやってきた中で経験した・見聞きした情報をもとに、2022年8月現在の情報で「とりあえず何すればいい?」というところがざっくりわかる記事を書きたいと思います。 なお、私は前述の通りVRDJデビュー以前に1年半近くのDJキャリアがあったことや、「我流」でやった部分が少なくなかったこともあり、これから紹介するVRDJキャリアの歩み方をほとんどたどっていません(おい)。そのため、下記で紹介している内容は実際の初心者VRDJの多くが実際に通ってきたキャリアとは異なる箇所があるかもしれません。あくまで一つの例としてとらえていただき、フレンドの方と協力し合いながら楽しくVRDJライフを送っていただければと思います。 ※個人的にはこれから長くDJキャリアをやっていきたいとお考えなら、少し値は張りますがDDJ-800を購入することをおすすめしています。DDJ-400と比較してDDJ-800の優れているポイントを解説した動画を以前投稿しましたので、ご興味ございましたらぜひご覧ください。 手順0:VRDJのフレンドを増やす …いや手順1じゃないんかい!と思ったかもしれませんが、リアルDJにしてもVRDJにしても、まずは交友関係を広く持つことが重要だと思います。 いつもとアバターが違いますが左から2番目のちっこいのが私です VRDJキャリアを始めたばかりのあなたは、言ってみれば「VRDJ」という学校に転校してきた転入生です。芸能人が転校してきた!とかであれば交友関係を持たなくても人は集まるかも知れませんが、そのような極端な例でない限り

【特集】HeXaHedronの音響システムについて

 「HeXaHedron」は、私 廻音あじおがVRChat上で運営しているクラブワールドです。2022年10月のオープン以来、「Immersive Sound Experience」をメインコンセプトに、リアルクラブのような重低音・音圧を体験できる空間づくりを一貫して重視してきました。 2024年からはこれまで複数主宰してきたクラブイベントを「Sound Freeak」に統合するとともにVRCで主宰するすべてのイベントを「HeXaHedron」や「HeXaHedron」の音響ノウハウを活用したワールドで開催しているほか、先日5月8日には音響のこだわりを受け継ぎつつライティングを一新するなどビジュアル面を強化した「Ver.3.0」をリリースするなど、「Immersive Sound Experience」を軸とした「HeXaHedron」ブランドのさらなる向上に努めています。 ありがたいことに多くのDJ・来場者にご評価いただいており、レンタルでのご利用も増加している「HeXaHedron」の特長・魅力についてより広く知っていただくため、ここに「HeXaHedron」の音響システムについて解説します。 なお、以下で解説する内容の一部は2023年11月に配信された「たまごまご」さんのライブ「VRDJに聴く!」でもお話しています。この配信では私の主宰イベント「Channel CUEration(現 Sound Freeak)」や私のDJ・VRDJの経歴等もトークしていますので、ぜひアーカイブを併せてご覧ください! 解説の前に:VRクラブで音響にこだわる意味 最近でこそ音響にこだわったVRクラブワールドはかなり増えましたが、「HeXaHedron」をリリースした2022年ごろはそういったワールドは希少で、そのワールドで開催されるすべてのイベントで配信リレーの仕組みを使ったリアルタイム音響調整の運用を行っていたのは私の知る限りHeXaHedronが唯一でした。 VRクラブでこれまで音響が重視されてこなかった背景として、Unity・VRC SDK等の技術的制約はもとより、プレイヤーによる聴取環境の違いが関係していたのではないかと推察しています。 リアルクラブにおいては一つの空間に人が集まるので、当然ながらクラブにいるすべての人が同じ条件で音を聴くことになります。一方、VRクラブや

【開封レビュー】ドスパラノートPC「Altair VH-AD」

今回はドスパラの激安ノートPC「Altair VH-AD」(以下、Altair)を購入しましたので、ファーストインプレッションをお送りします。 私は現在、大学の学科指定の実習用PCとしてMacBook Airを使用していますが、2013年に購入してもらってから3年弱使用し続け、徐々にバッテリーの劣化によるバッテリー持続時間の減少が気になってきていました。また、私は 大学院への進学 を目指しており、4年生に上がる前のこの機会に心機一転ノートPCを一新して気合を入れようと考えました。 当初はマウスコンピューターの法人向けブランド「MousePro」の13.3型ノートPCを購入する予定でした(本来は法人ユーザーしか購入できませんが、私の通っている大学では大学生協を通じて注文することで、各社の法人向けPCを購入することができるそうです)。しかし、機種の最終選定を行っていた1月8日、突然ドスパラから税込3万円未満の激安ノートPCが発売されました。とはいえ、私はドスパラのノートPC・タブレットで何度も買い物を失敗しており、今回も「どうせ安かろう、悪かろうだろう」と思い、すぐの購入は躊躇しました。しかし、デザインやインタフェースなど、魅力的な点もないわけではなく、さらに私が検討していたMouseProのノートPCのCPUの性能がドスパラの激安ノートPCよりわずかしか上回っていないことがweb上に掲載されているベンチマークの結果から判明し、「使用用途的にもそこまで性能は必要ないし、性能がほぼ同じならより安いほうがいいだろう。もしまた購入に失敗しても3万円未満であればあきらめがつくし」ということで、購入を決意しました。今回は購入にあたって売却したものはありませんが、下取りサービス(PC(壊れていても欠品があってもOK)を無料で引き取り、購入価格から1,000円値引いてくれるサービス)を利用し、いろいろあって売却不可能になったWindowsタブレット「DG-D08IWB」を出すことにしました。普通に買い取りに出そうとしても値がつかない商品を実質1,000円で買い取ってくれると考えれば、動かないものを手元に放置するよりかはマシでしょう。 それではさっそく開封していきましょう!なお、私は以前ノートPCとしてドスパラの「Critea DX4 with Bing」(以下、Critea