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2018年前半を振り返って~未来への準備と新たな交流の半年~

 早いもので2018年も半分が終わろうとしています。年を重ねるごとに年月の過ぎ去り方はさらに早くなってきており、C93をはじめとした年末年始の東京遠征がまるで昨日のことのように思えます。私ヘスは毎年6月末にその年前半を振り返る記事を投稿しておりますが、今回も2018年前半を振り返ってみたいと思います。

 この半年間を一言で振り返ると「未来への準備と新たな交流の半年」だったと感じています。昨年2017年は大学を卒業し、大学院に進学したというイベントが前半にあったものの、日常生活の中で印象的なイベントは少なかったのに対し、今年は来年以降の自らの人生を決めるイベントが行われたり、創作活動の分野での新たな作品・人との出会いや交流など、すでに濃密なものとなっています。

 今年前半、特に1~3月までの3か月間で印象的だったのは就職活動です。私は2年前、就職ではなく大学院進学を選び、おととしのこの時期はイラスト・漫画制作や旅行などをしていました。しかし、そんな私にもいよいよ就職の時が来ました。私はインターネットや学内行事などを通じて様々な企業の情報を入手し、業界研究イベントやインターンシップにも多く参加しました。その結果、自分考える働き方や休暇の過ごし方に合った企業をいくつか見つけることができました。就職活動の結果については正式な内定日の前であるため明言は避けさせていただきますが、すでに進路が決まったことをご報告します。
 進路が決まったということで残りの学生生活をエンジョイ!……といきたいところですが、私は大学院生であるため、自らの行っている研究を進めなければなりません。今年も夏に学会発表をすることになり、4月末~5月初めにかけてそのための論文制作を行いました。昨年はゴールデンウィークが完全につぶれ、特にゴールデンウィーク最終日は学校に泊まって論文制作というなかなかのカオスっぷりでしたが(笑)、今年は去年のノウハウがあったことや、同じ学会に研究室のほかの学生が出さないこと、先生が私の文章作成能力を信頼してくれたことなどから、幾分楽に過ごすことができました(その分短期間で一気に論文を書き上げる必要があったため、忙しいことに変わりはありませんでしたが)。また、進路が決まったということで東京に引っ越すこともほぼ確実となったため、現在新たな居住地を選定しているところです。幸い研究室の教員や研究でお世話になっている企業の方、SNSの知り合いなどで関東に住んでいる・住んでいた方が多く、その方々から意見をいただいて候補地を絞っているところです。現在の下宿に置いている物品のうち不要なものを少しずつ処分したり実家に持ち帰ったりするなど、少し気が早いかもしれませんが来年の就職に向けての準備をすでに開始しています。

 創作活動の分野では私が好きな作品の合同誌の企画に参加したことから交流の幅が一気に広がり、またそのつながりでさらに新しい作品・人物・コンテンツに出会うなど、良い刺激を多く得た半年間でした。イラスト自体についてもとにかく数多く描くことを意識し、学校行事やほかの原稿作成などで手が回らない時を除いて1~2日に1枚のペースでイラストを描きました。そして夏コミでは初めて男性向け(R-18)ジャンルで申し込みをし、男性向けイラストが描けるようになるための練習も続けました(さすがにR-18イラストをTwitterにうpすると垢BANされかねないので、そのようなイラストはPawooやpixivにだけアップロードしています)。6月8日には当落発表があり、私のサークルも無事配置されたのですが、この時には何とか作品として出せる程度のスキルを身につけることができました。もちろんほかの同ジャンルの作品に比べるとまだまだで、一部は読者の想像にお任せする部分もありますが、ひとまず「夏コミをR-18で申し込んだのに肝心のR-18まんがが描けない」という事態は回避できました(汗)。

 また、2月に投稿した今年の創作活動の方針については、おおむね実践できていると思います。オリジナル漫画についてはまだ第1話しか更新できていませんが、これはらくがきイラストとして描きたいものが多すぎてそちらを順番に消化しているためオリジナル漫画にまで手が回っていないことによるものです。当初はらくがきのテーマがある程度たまったら消化し、すべて描き終わったらオリジナル漫画を描く、といった感じで進める予定でしたが、まんがやアニメなど触れるコンテンツの数が大幅に増えた結果描きたいイラストが予想以上に増加し、らくがきのテーマのたまるスピードがイラストとして消化するスピードを超えてしまう状態が続いています(汗)。しかしながら、当初意図していた「アップロードする作品の数を増やす」という目的は達成しているため、7月以降も現在のスタイルを継続しようと思います。

 そのほかに特筆すべきこととしては、初めて元日に実家にいない年となったことです。昨年はC91に参加した後東京で年越しを迎え、元日の昼頃に新幹線で実家へ向かったため、夕方ごろには実家にいたのですが、今年は元日の夜に夜行バスで実家に向かい、1月2日の朝に実家に帰りました。家族とともに年越しを迎え、おせちを食べることができないのは私自身心苦しい部分はありますが、コミケ出展は私の創作活動の中で重要なイベントと捉えているため、今後も今年のような年末年始の過ごし方が続くことになると思います。来年の就職後は東京で暮らすことになりますが、せめて正月3が日のどこかだけでも実家に帰省できるようにはしたいものです。

 というわけで、今年上半期を振り返ってみました。夏コミなどのイベントが本格的に始まるのは7月以降の年後半となりますが、2018年の前半はそれらのイベントに向けた下積み期間として、有意義に過ごすことができたと思います。きたる年後半は去年と同じかそれ以上に慌ただしい半年になると思いますが、体調管理に注意しつつパワフルに毎日を過ごしていきたいです。

 最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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