今回はAppleのMacBook 12インチ、2017年モデルを購入しましたので、開封の様子とファーストインプレッションをお送りします。といっても、すでに2年前のモデルであり、多くの方が同様にレビューされていると思いますので、個人的に感じたことを中心にメモを兼ねてお送りしますw
そもそもなぜこんなタイミングで購入したかというと、ヨドバシカメラをはじめとした複数のショップでMacBookの大幅な値下げが行われ、12万円台で購入できるようになったことによるものです。私自身、去年12月のiPad Pro購入を機にAppleへの興味が再燃し、ノートPCもMacBookに乗り換えたいと思い、特にMacBookとMacBook Proに興味がありました。しかし、MacBookは通常価格が税込15万円台とスペックの割に高額で、MacBook Pro 13インチ、Touch Barなしの最廉価モデルと同額(ただしSSDの容量が半分)でした。それなら多少重たく大きくなるのを承知の上で性能にも余裕のあるMacBook Proを買うだろう、という考えでしたが、前述のように12万円台で購入できるとなれば薄くて軽いMacBookを選ぶ価値は十分にあると判断しました。実質2年落ちでCPUも第7世代のものとなりますが、使用用途的にもそこまでハイスペックでなくて問題なかったため、購入するに至りました。MacBookは大学の学部生時代(入学〜研究でWindowsノートを使うようになる4年生に上がる直前まで)MacBook Airの13インチ(たしかMid 2012)を使用していた時期があり、およそ3年ぶりのmacOSとなります。
それではさっそく開封していきましょう!
付属品はUSB type-Cケーブル、USB ACアダプタ、ドキュメント類。ACアダプタはUSB PDに対応しており、最大20V 1.5A(30W)での給電が可能です。私はすでにスマートフォンやiPad Pro、以前使用していたノートPC(HP Spectre x360)の充電・機能拡張にUSB type-C機器を多く所持しており、これらの使い回しができるため、MacBookの付属品は使用しませんでした。
左側面。USB type-C端子が1つあります。USB 3.1 Gen.1(いわゆるUSB 3.0 type-C)で、Macの他のモデルのようなThunderbolt端子ではありません。また、端子も1つだけなので、充電や周辺機器接続の際には注意する必要があります。
右側面。ヘッドセット端子と内蔵マイクがあります。最近はBluetoothヘッドフォンも広く普及してきたので普通に音楽を聴くだけならヘッドセットもBluetooth接続で事足りますが、例えば音楽制作に用いるなど、遅延を無視できない用途に使う場合に有線接続は心強いです。
手持ちのiPad Pro(2018年モデル、11インチ)と比べるとこんな感じ。同じスペースグレイですが、iPad Proのほうが少し色味が濃いです。
カバーを開けるとこんな感じ。開けると電源が入り、この後初期設定画面になりました。液晶は光沢タイプで、映り込みは避けられませんが、反射防止コーティングのおかげで極端に見づらいことはありません。ディスプレイは解像度が2304x1440(226ppi)のIPS液晶で、色味も良好です。ベゼル幅はノートPCとしては標準的な幅だと思いますが、以前使用していたSpectre x360の左右ベゼルがかなり狭かったため、そこからの乗り換えだとどうしても野暮ったく見えてしまいます。とはいえ、これ以上ベゼルを削ってしまうとキーボードをさらに小さくするする必要が出てきてしまうので、こればかりは快適なキーボード入力のためにやむを得ないのかな、と思います。
キーボード部分。Macを新しく購入するのを機に、US配列のキーボードにしようかとも思いましたが、安売りされていたモデルがJIS配列のもののみだったので、今回はこのままこれを受け入れることにしました。キーボードはバタフライキーボードと呼ばれるもので、キーストロークが非常に浅いのが特徴です。以前店頭でMacBookシリーズのタッチアンドトライをしたところ、あまりのストロークの浅さに、自分に合わないのではないかと思いましたが、実際に使ってみると意外にもキーストロークの浅さは気になりませんでした。押下圧も固すぎず弱すぎずで、小気味よくキー入力できます。キーピッチも十分広く、アイソレーションタイプになっていることもあって、隣のキーを押してしまうようなこともありません。この記事はすべてMacBookで作成していますが、ほかのノートPCのパンタグラフキーボードとほとんど変わらない文字入力感覚で、長時間文字入力をしていても特にキーストロークの浅さが原因の疲れや使いにくさは感じませんでした。
その下にあるトラックパッドは感圧式で、従来のクリックスイッチの代わりに押下圧のセンサと触覚フィードバックが搭載されています。トラックパッドのどこを押しても同じようにクリックができるので、例えばドラッグ&ドロップをする際に従来クリックスイッチが搭載されているトラックパッドの下のほうを1本の指で押しながらもう1本の指でトラックパッドをなぞって移動するなどの必要がありましたが、感圧式は短い距離であれば1本の指でトラックパッドの任意の箇所を軽く押し、そのままなぞって離せばよく、より気軽にトラックパッドを活用できます(さすがに長い距離をドラッグ&ドロップする場合は1回のストロークだと足りないので従来のように2本の指で操作する必要がありますが)。さらに、例えばQuickTime Playerで動画を再生する時、早送りボタンをトラックパッドの操作で押した際に押し込む強さに応じて早送りの速度が変化するなど、感圧式ならではの便利な機能も搭載されています。以前使用していたMacBook Airには搭載されていなかった機能なので、このあたりは実際に使いながら習熟して活用していきたいところです。
フットプリントはB5より一回り大きく、A4より一回り小さい、といった感じで、私が過去に所持していた端末でいうとHuaweiのMateBookとほぼ同じフットプリントです。新幹線の座席テーブルやカフェのカウンター席など、机上スペースが限られているシーンで、Spectre x360より縦横ともに2cm前後小さいフットプリントは効いてくるのではないでしょうか。
重量は920gで、私が以前使用していたSpectre x360の1.29kgに比べるといくぶん軽いです。Spectre x360も同じ13インチのMacBook Proの1.37kgに比べると軽かったのですが、片手で長時間保持した場合には1kg超の重量感がかなり負担に感じ、ここ半年ほどはせっかくの2in1にも関わらず特長の一つである「タブレットモード」はほとんど使用していませんでした。MacBookは2in1ではありませんが、それに匹敵するフットプリントと軽さによって、タブレット端末のように気軽に持ち出すことができ、片手で支持しながらPCを使用するようなシーンでも負担を感じずに使えるのではないでしょうか。
それではCPUなどのハードウェアを見ていきます。
今回安くなっていたモデルはCPUがCore m3・8GB・256GBの最もベーシックなモデルでした。ベンチマークに使用したCINEBENCH R15で確認したところ、Core m3 7Y32(2Core, 4Thread)が搭載されていました。Kaby Lake世代のタブレット・Ultrabook向けCPUで、私が以前使用していたMateBookに搭載されていたCore m3 6Y30の後継モデルになります。ベースクロックは1.1GHzですが、ターボブーストにより最大3GHzでの動作を実現しています。
こちらがCPUとGPU(OpenGL)のベンチマーク結果、
こちらは過去に計測したマシンのベンチマーク一覧(いずれも画像をクリックすると拡大します)。WindowsとmacOSという違いがあるため一概に比較を行うことはできませんが、おおよそCore m3 6Y30から世代アップ・クロックアップした分が順当にスコアに反映されていると思います。実際に使ってみた感覚としてもCPUが足を引っ張っているような処理の重たさなどはなく、Webブラウジングやイラスト制作においてはターボブーストが有効に作用して快適です。さすがに動画エンコードなどの極端に重たい処理には向いていないと思いますが、そもそもそのような重たい処理は所有している自作PCで行うなど、用途に合わせてPCを使い分けるつもりなので、自分の場合は問題にはならないでしょう。
また、Core m3はTDPが4.5Wと、Core i5 8250Uの15Wと比べて3分の1以下と低いこともあり、MacBookはファンレスとなっています(ほかのモデルで排気口に相当する部分が一応通気口として空いている)。重たいWebページを閲覧するなどして負荷がかかっても無音で、カフェなどの静かな場所でも気兼ねなく使用できます。負荷がかかると底面やスピーカの周囲が少し熱を持ちますが、Spectre x360のような長時間触るのが苦痛に感じるほどではなく、膝の上に置いての作業も問題なくできます。
バッテリについては、Spectre x360が16時間超という驚異の持続時間だったせいもあるかもしれませんが、MacBookはバッテリ持続時間がかなり短く感じます。カタログスペック上は10時間のインターネット閲覧が可能とありますが、負荷のかかるWebページを閲覧したりするとみるみるうちにバッテリー残量が減っていきます。私はUSB type-Cの充電機器をいろいろ所有しており、USB PDに対応したモバイルバッテリーも携帯しているので、これらをうまく回しながら基本的には使ったその日の夜に充電、1日フルで使用する場合には食事や離席でMacBookを使用していない時間帯にUSB PD対応の機器で充電して少しでもバッテリー残量を回復するなど、工夫しながら使う必要がありそうです。
スピーカは特に中低音域の量感が良く、小型薄型のボディからは想像もつかないほど豊かなサウンドが楽しめます。iPad Proも中低音域の量感に驚かされましたが、よほど音質にこだわる音源でない限りはMacBookもiPad Proも内蔵スピーカーで事足りてしまいます。
というわけで、MacBook 12インチのレビューをお届けしました。去年12月のiPad Proに続いてのApple製品購入となりましたが、ちょうどPCを買い替えたいと思っていたタイミングでのセールだったので良い買い物だったと思います。上記レビューでは触れませんでしたが、Apple製品同士の連携も非常に良く、例えばイラスト制作に使う資料画像をMacBookで入手し、それを「写真」Appにインポートすれば即座にiPad Pro上の「写真」Appでも同じ写真を閲覧できるようになり、いちいちNASを介してコピーしてペーストして、といった作業が要らないのは大変便利です。私は近いうちにスマートフォンとスマートウォッチもApple製品に乗り換えるつもりでいるため、さらに快適で便利な生活が今から楽しみです。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
そもそもなぜこんなタイミングで購入したかというと、ヨドバシカメラをはじめとした複数のショップでMacBookの大幅な値下げが行われ、12万円台で購入できるようになったことによるものです。私自身、去年12月のiPad Pro購入を機にAppleへの興味が再燃し、ノートPCもMacBookに乗り換えたいと思い、特にMacBookとMacBook Proに興味がありました。しかし、MacBookは通常価格が税込15万円台とスペックの割に高額で、MacBook Pro 13インチ、Touch Barなしの最廉価モデルと同額(ただしSSDの容量が半分)でした。それなら多少重たく大きくなるのを承知の上で性能にも余裕のあるMacBook Proを買うだろう、という考えでしたが、前述のように12万円台で購入できるとなれば薄くて軽いMacBookを選ぶ価値は十分にあると判断しました。実質2年落ちでCPUも第7世代のものとなりますが、使用用途的にもそこまでハイスペックでなくて問題なかったため、購入するに至りました。MacBookは大学の学部生時代(入学〜研究でWindowsノートを使うようになる4年生に上がる直前まで)MacBook Airの13インチ(たしかMid 2012)を使用していた時期があり、およそ3年ぶりのmacOSとなります。
それではさっそく開封していきましょう!
付属品はUSB type-Cケーブル、USB ACアダプタ、ドキュメント類。ACアダプタはUSB PDに対応しており、最大20V 1.5A(30W)での給電が可能です。私はすでにスマートフォンやiPad Pro、以前使用していたノートPC(HP Spectre x360)の充電・機能拡張にUSB type-C機器を多く所持しており、これらの使い回しができるため、MacBookの付属品は使用しませんでした。
天板。中央にAppleのロゴが映えます。このロゴが光らないタイプになってから久しいですが、以前使用していたMacBook Airはロゴが光るタイプだったため、なんとも新鮮な感じです。
左側面。USB type-C端子が1つあります。USB 3.1 Gen.1(いわゆるUSB 3.0 type-C)で、Macの他のモデルのようなThunderbolt端子ではありません。また、端子も1つだけなので、充電や周辺機器接続の際には注意する必要があります。
右側面。ヘッドセット端子と内蔵マイクがあります。最近はBluetoothヘッドフォンも広く普及してきたので普通に音楽を聴くだけならヘッドセットもBluetooth接続で事足りますが、例えば音楽制作に用いるなど、遅延を無視できない用途に使う場合に有線接続は心強いです。
手持ちのiPad Pro(2018年モデル、11インチ)と比べるとこんな感じ。同じスペースグレイですが、iPad Proのほうが少し色味が濃いです。
カバーを開けるとこんな感じ。開けると電源が入り、この後初期設定画面になりました。液晶は光沢タイプで、映り込みは避けられませんが、反射防止コーティングのおかげで極端に見づらいことはありません。ディスプレイは解像度が2304x1440(226ppi)のIPS液晶で、色味も良好です。ベゼル幅はノートPCとしては標準的な幅だと思いますが、以前使用していたSpectre x360の左右ベゼルがかなり狭かったため、そこからの乗り換えだとどうしても野暮ったく見えてしまいます。とはいえ、これ以上ベゼルを削ってしまうとキーボードをさらに小さくするする必要が出てきてしまうので、こればかりは快適なキーボード入力のためにやむを得ないのかな、と思います。
キーボード部分。Macを新しく購入するのを機に、US配列のキーボードにしようかとも思いましたが、安売りされていたモデルがJIS配列のもののみだったので、今回はこのままこれを受け入れることにしました。キーボードはバタフライキーボードと呼ばれるもので、キーストロークが非常に浅いのが特徴です。以前店頭でMacBookシリーズのタッチアンドトライをしたところ、あまりのストロークの浅さに、自分に合わないのではないかと思いましたが、実際に使ってみると意外にもキーストロークの浅さは気になりませんでした。押下圧も固すぎず弱すぎずで、小気味よくキー入力できます。キーピッチも十分広く、アイソレーションタイプになっていることもあって、隣のキーを押してしまうようなこともありません。この記事はすべてMacBookで作成していますが、ほかのノートPCのパンタグラフキーボードとほとんど変わらない文字入力感覚で、長時間文字入力をしていても特にキーストロークの浅さが原因の疲れや使いにくさは感じませんでした。
その下にあるトラックパッドは感圧式で、従来のクリックスイッチの代わりに押下圧のセンサと触覚フィードバックが搭載されています。トラックパッドのどこを押しても同じようにクリックができるので、例えばドラッグ&ドロップをする際に従来クリックスイッチが搭載されているトラックパッドの下のほうを1本の指で押しながらもう1本の指でトラックパッドをなぞって移動するなどの必要がありましたが、感圧式は短い距離であれば1本の指でトラックパッドの任意の箇所を軽く押し、そのままなぞって離せばよく、より気軽にトラックパッドを活用できます(さすがに長い距離をドラッグ&ドロップする場合は1回のストロークだと足りないので従来のように2本の指で操作する必要がありますが)。さらに、例えばQuickTime Playerで動画を再生する時、早送りボタンをトラックパッドの操作で押した際に押し込む強さに応じて早送りの速度が変化するなど、感圧式ならではの便利な機能も搭載されています。以前使用していたMacBook Airには搭載されていなかった機能なので、このあたりは実際に使いながら習熟して活用していきたいところです。
フットプリントはB5より一回り大きく、A4より一回り小さい、といった感じで、私が過去に所持していた端末でいうとHuaweiのMateBookとほぼ同じフットプリントです。新幹線の座席テーブルやカフェのカウンター席など、机上スペースが限られているシーンで、Spectre x360より縦横ともに2cm前後小さいフットプリントは効いてくるのではないでしょうか。
重量は920gで、私が以前使用していたSpectre x360の1.29kgに比べるといくぶん軽いです。Spectre x360も同じ13インチのMacBook Proの1.37kgに比べると軽かったのですが、片手で長時間保持した場合には1kg超の重量感がかなり負担に感じ、ここ半年ほどはせっかくの2in1にも関わらず特長の一つである「タブレットモード」はほとんど使用していませんでした。MacBookは2in1ではありませんが、それに匹敵するフットプリントと軽さによって、タブレット端末のように気軽に持ち出すことができ、片手で支持しながらPCを使用するようなシーンでも負担を感じずに使えるのではないでしょうか。
それではCPUなどのハードウェアを見ていきます。
今回安くなっていたモデルはCPUがCore m3・8GB・256GBの最もベーシックなモデルでした。ベンチマークに使用したCINEBENCH R15で確認したところ、Core m3 7Y32(2Core, 4Thread)が搭載されていました。Kaby Lake世代のタブレット・Ultrabook向けCPUで、私が以前使用していたMateBookに搭載されていたCore m3 6Y30の後継モデルになります。ベースクロックは1.1GHzですが、ターボブーストにより最大3GHzでの動作を実現しています。
こちらがCPUとGPU(OpenGL)のベンチマーク結果、
こちらは過去に計測したマシンのベンチマーク一覧(いずれも画像をクリックすると拡大します)。WindowsとmacOSという違いがあるため一概に比較を行うことはできませんが、おおよそCore m3 6Y30から世代アップ・クロックアップした分が順当にスコアに反映されていると思います。実際に使ってみた感覚としてもCPUが足を引っ張っているような処理の重たさなどはなく、Webブラウジングやイラスト制作においてはターボブーストが有効に作用して快適です。さすがに動画エンコードなどの極端に重たい処理には向いていないと思いますが、そもそもそのような重たい処理は所有している自作PCで行うなど、用途に合わせてPCを使い分けるつもりなので、自分の場合は問題にはならないでしょう。
また、Core m3はTDPが4.5Wと、Core i5 8250Uの15Wと比べて3分の1以下と低いこともあり、MacBookはファンレスとなっています(ほかのモデルで排気口に相当する部分が一応通気口として空いている)。重たいWebページを閲覧するなどして負荷がかかっても無音で、カフェなどの静かな場所でも気兼ねなく使用できます。負荷がかかると底面やスピーカの周囲が少し熱を持ちますが、Spectre x360のような長時間触るのが苦痛に感じるほどではなく、膝の上に置いての作業も問題なくできます。
バッテリについては、Spectre x360が16時間超という驚異の持続時間だったせいもあるかもしれませんが、MacBookはバッテリ持続時間がかなり短く感じます。カタログスペック上は10時間のインターネット閲覧が可能とありますが、負荷のかかるWebページを閲覧したりするとみるみるうちにバッテリー残量が減っていきます。私はUSB type-Cの充電機器をいろいろ所有しており、USB PDに対応したモバイルバッテリーも携帯しているので、これらをうまく回しながら基本的には使ったその日の夜に充電、1日フルで使用する場合には食事や離席でMacBookを使用していない時間帯にUSB PD対応の機器で充電して少しでもバッテリー残量を回復するなど、工夫しながら使う必要がありそうです。
スピーカは特に中低音域の量感が良く、小型薄型のボディからは想像もつかないほど豊かなサウンドが楽しめます。iPad Proも中低音域の量感に驚かされましたが、よほど音質にこだわる音源でない限りはMacBookもiPad Proも内蔵スピーカーで事足りてしまいます。
というわけで、MacBook 12インチのレビューをお届けしました。去年12月のiPad Proに続いてのApple製品購入となりましたが、ちょうどPCを買い替えたいと思っていたタイミングでのセールだったので良い買い物だったと思います。上記レビューでは触れませんでしたが、Apple製品同士の連携も非常に良く、例えばイラスト制作に使う資料画像をMacBookで入手し、それを「写真」Appにインポートすれば即座にiPad Pro上の「写真」Appでも同じ写真を閲覧できるようになり、いちいちNASを介してコピーしてペーストして、といった作業が要らないのは大変便利です。私は近いうちにスマートフォンとスマートウォッチもApple製品に乗り換えるつもりでいるため、さらに快適で便利な生活が今から楽しみです。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。