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9月, 2015の投稿を表示しています

【レビュー】Intel Core i5 5675C

今回はIntelのCPU「Core i5 5675C」を購入しましたので、ベンチマークの結果などをレビューします。 僕は 今年の1月に自作PCを一新 した際、「体感速度重視」ということでメモリの増強とSSDの導入を優先し、CPUは「今の用途では2コア4スレッドあれば大丈夫だろうし、クロックで速度を稼ごう」ということでCore i3 4160を導入してこれまで使用してきました。 しかし、最近になって録画サーバーで録画したテレビ番組を編集し、自作PC側でエンコードする機会が多くなったため、若干の力不足を感じ始めていました。 また同じ頃、父が自作PCのパーツ更新を行うとのことでPCパーツショップへ同行し、パーツ選びについてアドバイスをしていましたが、その中で「やっぱグラフィックは多少いいやつにしておいたほうがええらしいな」という父の一言が気にかかり、それまでのCPU内蔵グラフィックをやめミドルスペックのグラフィックボードの導入を検討していました。 そんな時、たまたま見たCore i5 5675Cのレビュー記事で、このCPUに搭載の「Iris Pro Graphics 6200」がミドルスペックグラフィックボードに匹敵するほどの性能であることを知り、それでいてi5のネイティブ4コア、またリソグラフィーの微細化による消費電力の減少など魅力的な点が多いと感じ、CPUの交換を決意しました。それまで使用していたCore i3 4160は売却し、それで得たお金をi5 5675Cの購入資金に充てました。 Core i5 5675Cの詳細は Intelのページ をご覧いただくとして、早速ベンチマークの結果を見ていきましょう!なお、CPU以外の構成は1月の自作パーツ更新時から変わっていませんので(OSも一時Windows10にしていましたが使いにくいためWindows8.1を再インストールしました。また以下のベンチマーク結果でマザーボードの機種名が変わっていますが、これはマザーボードを一時的にB85Iにしていたころに計測したことによるものです。ベンチマークの比較に大きな影響はないと考え、そのまま掲載しています)、その他のパーツについては 自作PCパーツ更新記事 をご参照ください。使用したベンチマークソフトウェアは例によってWindowsエクスペリエンスインデッ

【レビュー】Intel Celeron N3050

先日投稿した記事の中で、「USB周りの不安定さが原因で、NUCの使用をあきらめ新たにマザーボードを購入してパーツはNUCから流用した」と書きました。このマザーボードはASRockの「N3050B-ITX」で、今年4月にリリースされたBraswellのCPU「Celeron N3050」を搭載したボードです。このCPUについての情報がまだ多くありませんので、手元の環境で簡単にベンチマークを図ってみたり実際の使用感についてレビューしたりしてみます。 早速ではありますが、ベンチマークの結果を示していきます!なお構成は以下の通りです。 CPU・MB: ASRock N3050B-ITX RAM: ADATA ADDS1600W4G11-R(SODIMM DDR3L-1600 4GB) HDD(システム): WesternDigital WD5000LPVX (2.5”SATA3 500GB 5400rpm 8MB 7mm) HDD(データ): TOSHIBA DT01ACA100 (SATA3 1TB 7200rpm 32MB) ※CPU・MB以外はNUC・録画サーバーなどからパーツを流用しています。また、OSはWindows8.1です。 本来はWindowsエクスペリエンスインデックスの結果とベンチマークソフトの結果を両方掲載したかったのですが、Windowsエクスペリエンスインデックスを計測するソフトを走らせたところ途中で「計測に失敗しました」とエラーになり結果を表示できませんでした。そのため、ベンチマークソフトの結果のみ掲載します。 続いて、参考までに以前使用していたNUC「DN2820FYKH」(仕様変更によりCPUはCeleron N2830)のベンチマーク結果も再掲します。 メモリ以外のすべての項目においてCeleron N2830よりCeleron N3050のほうが性能が劣っています。特にグラフィック関連は(解像度の違いを考慮したとしても)大幅なスコアダウンとなっています。 実際の使用感についても明らかに性能低下を感じます。Celeron N2830を搭載したNUCはウィンドウ表示時のアニメーションもスムーズで、CPUやグラフィックのリソースを多く利用する場面において性能を低さを感じる程度でした