今朝、Twitterで「天王寺駅の環状線・大和路線ホームのメロディが変わった」ということを見かけたフォロワーさんがいらっしゃいました。ちょうど梅田方面に用事があったので、ついでに放送の確認と、もし変わっていれば録音もすることにしました。 天王寺駅に到着し、電車がホームに入ると、聞こえてきました…… 一聴してまず感じたのは「須磨海浜公園駅の接近メロディに似ているな」ということ。 参考:須磨海浜公園駅の接近メロディ おそらく同じインストゥルメントを使用しているのだと思います。 須磨海浜公園駅の接近メロディが更新された件をお伝えした記事では、「なめらかな曲調になった一方で、軽快さが薄れてしまった」と書きましたが、その特徴がそのまま環状線の新しい接近メロディにも当てはまります。新しい接近メロディは中音域が豊かになっているため耳に音が張り付きやすく、当駅のような、メロディがひっきりなしに流れるような駅では若干しつこさを感じることがあるかもしれません。 上記の動画をアップロードした直後のフォロワーさんの反応も微妙で、「前のメロディーのほうがよかった」「チープになっている」などといった意見が見受けられました。僕個人の意見としては「嫌いではないが、もう少しなんとかならなかったのか」といったところです。須磨海浜公園駅の場合は音のチープさをなめらかな曲調でほぼカバーできていましたが、天王寺駅のそれはチープさが前面に出てしまい、それをなめらかな曲調でカバーしきれていないと感じました。とはいえ、長年使用されてきたメロディが(曲の良しあしはさておき)変更されたことで、大阪環状線のイメージが(良かれ悪かれ)変わったのは確かで、現在進められている「大阪環状線大改造プロジェクト」の一環だとすればイメージアップ(?)の手段としてありなのではないでしょうか。 さて、気になるのはこのメロディが今後ほかの駅に広まるのかどうかということです。今日確認した限りでは、天王寺 - 大阪 - 京橋間では天王寺駅以外メロディの変更はありませんでした。が、これが「大阪環状線大改造プロジェクト」の一環の場合、今後全駅に新しいメロディが採用されるものと考えられます。今日天王寺駅で確認された新しいメロディがそのまま全駅に広まるのか、あるいは改良が加えられて採用されるのか
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